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KINAN RACING

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ツール・ド・おきなわ レポート

シーズン最終戦、ツール・ド・おきなわは荒天によりレース中止
次回大会での活躍に思いを馳せてオフシーズンへ
●ツール・ド・おきなわ(UCIアジアツアー1.2)
50km

・出場選手
白川幸希
柚木伸元
トマ・ルバ
新城雄大
畑中勇介
2024年シーズン最後の大一番、ツール・ド・おきなわ(UCIアジアツアー1.2)は11月10日にメインの国際ロードレースを実施。
しかし、前日から降り続く大雨の影響によりコース途中で冠水が発生。
レース距離を短縮する措置のもとスタートを切ったものの、最終的にキャンセルの判断が下された。
プロライダーからホビーレーサーまで、多くのサイクリストが一堂に会するイベントとして国内屈指の規模を大会は、今年も国内外から多数のエントリーのもと前日9日から各種イベントが予定されていた。
しかし、沖縄本島全域が強い雨に見舞われ、レースコースとして使われるルート内で土砂崩れが発生。
9日に設けられていたイベントはすべて中止となり、翌10日に行われる各カテゴリーのレースについては基点の名護市を含む本部半島を1周する50kmで行われることが決まった。
そして迎えたレース当日。大雨は収まらず、レーススタート直前には気象庁が「記録的短時間大雨情報」を沖縄本島に発表。
周辺地域では1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったほか、コース途中では冠水した箇所が見られるなど、記録的豪雨の影響が各所で発生した。
これにより、一度はスタートを切ったレースは14kmほど進んだところでストップとなり、そのままキャンセルの裁定が下った。
タイミングを同じくして、その他カテゴリーのレースも中止に。選手や関係者の安全を最優先する決定となった。
KINAN Racing Teamからは、白川幸希、柚木伸元、トマ・ルバ、新城雄大、畑中勇介の5人が、今シーズン最後の公式戦での上位進出を目指して出走。
また、すでに今季限りでのキャリア終了を発表している畑中にとっては、これが最後のレース出場。
天候に左右される格好となったが、レースキャンセル決定後は名護までサイクリングで戻り、その間には沿道のファンに応えるなど、サービスに努めた。
また、主会場ではチームサプライヤーであるiRC TIRE(井上ゴム工業)さま、YONEXさまがブースを出展。選手たちは走り終えたタイミングでブース訪問し、シーズン終了の報告を行った。
思わぬ形での幕切れとなった2024年シーズンだが、「今回の分も」と来季への思いを馳せてオフシーズンに入る。
ここからは各地でのイベントへのゲスト参加や、ホストを務めるKINAN AACA CUP(iRC TIREさま協賛)参加など、引き続き精力的に活動。同時に、来る新シーズンへの準備にも取り掛かっていく。
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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