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KINAN RACING

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東海シクロクロス2018-2019 第6戦(JCXシリーズ第11戦) レポート

JCX戦で強豪がそろった東海シクロクロス2018-2019第6戦
雨乞竜己は好スタートも機材トラブルで無念のリタイア
東海地区を転戦するシクロクロスシリーズ「東海シクロクロス」2018-2019シーズン第6戦が1月13日、愛知県日進市の愛知牧場で開催。
今節は日本全国のAJOCC公認大会から選定されたレースによる「ジャパンシクロクロスシリーズ(JCXシリーズ)」の第11戦としても行われ、国内一線級の選手が勢ぞろい。
KINAN Cycling Teamから参戦した雨乞竜己は、絶好のスタートを切ったものの1周回目途中で機材トラブルに見舞われ、途中リタイアに終わっている。

前日に行われた第5戦に続き、舞台となった愛知牧場。全面ダートの路面は、この日の好天によって締まり、硬めのコースコンディション。
前節以上のハイスピードバトルが予想された。1周2.8kmで、大小さまざまなアップダウンが選手たちを待ち受ける。
そのほか、途中にはバンプ(コブ)やシケイン、長く急な階段セクション「天国への階段」も控え、走りのリズムをいかに一定に保てるかといったスキルも試された。

コース試走を行う雨乞竜己

雨乞が出走した最上位カテゴリーC1は、東海シクロクロスシリーズでは唯一となるJCX戦とあって97人と多くの選手がエントリー。
国内トップクラスの選手たちがそろい、雨乞にとってはハイレベルの戦いにあって自らの位置を確かめる好機会でもあった。

スタートラインにつく。この日はJCXランキングにより中ほどからのスタート

JCXランキングによって、全体の中ほどからのスタートとなった雨乞だったが、持ち味のスピードを生かしてすぐに上位戦線に飛び込むことに成功。
9番手を確保し、そこからはレース展開に合わせて徐々にポジションアップを図っていくことになった。

スピードを生かして好位置へ浮上

そんな矢先にトラブルが発生。機材トラブルによってペダリングができない状態に陥ってしまった。
60分で争われるレースの続行は不能となり、1周回目を終えたところでバイクを降り、そのままリタイアに終わった。

1周回目途中で機材にトラブルが発生。レース続行が不可能な状態になった

好スタートを切り、上位進出の可能性が見えつつあったところでのアクシデント。
前日の苦戦での課題を持って臨んだ一戦だったが、完走ならず次戦へ向けて再度立て直しを図っていくことになった。

1周回を終えたところでリタイア。コースから引き上げる雨乞竜己

また、この日早朝にはC1カテゴリーのライダーが講師を務めるキッズ対象のシクロクロス講習会に雨乞も参加。
キッズライダーを先導しながら、コースの特徴や効率的な走り方をレクチャー。
参加キッズたちも、トップライダーの走りを参考にしながら自らのレースに生かそうと意欲的な姿を見せていた。
レース会場では、早朝にC1の選手たちが講師を務めるキッズ対象の「シクロクロス講習会」が行われ、雨乞もキッズライダーとともにコースを走行。
レースに向けて難コースの攻略法をレクチャーした。
また、午後には「サイクリスト向け心肺蘇生講習会」も実施され、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)使用体験の場も設けられた。

東海シクロクロスの次戦は1月27日、愛知県一宮市の大野極楽寺公園で今シーズンの第7戦が開催される。
愛知牧場での2連戦に悔いを残した雨乞にとっては、実力をアピールすべく雪辱を期して臨むことになる。
JCXシリーズ第11戦・東海シクロクロス2018-2019第6戦 C1カテゴリー(60分、0.1+2.8km×9Lap)結果
1 前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム) 58分22秒9
2 沢田時(チーム ブリヂストンサイクリング) +17秒
3 竹内遼(フカヤレーシング) +22秒
4 小坂光(宇都宮ブリッツェン) +1分9秒
5 中里仁(Speedvagen Family Racing) +1分56秒
6 積田連(SNEL CYCLOCROSS TEAM) +2分16秒
DNF 雨乞竜己(KINAN Cycling Team)
●選手コメント

・雨乞竜己
「よいスタートが切れ、早いペースにも楽に対応できていた。前日とは見違えるほどに調子がよく、上位フィニッシュを意識しながらレースを進めていこうと思っていた。そのタイミングでペダルにトラブルが起き本当に悔しい。

次は1月27日の大野極楽寺公園。次こそは勝たないといけないし、結果にこだわって走りたい」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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