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KINAN RACING

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ツール・ド・とちぎ 開幕前日レポート

2019年国内最初のUCIレースが開幕
KINAN Cycling Team ツール・ド・とちぎに参戦
台湾で開催されていたツール・ド・台湾(UCIアジアツアー2.1)を中島康晴のポイントジャージ獲得で終え、好調なシーズン序盤を送るKINAN Cycling Team。
国内組は2019年国内最初のUCIレースであるツール・ド・とちぎ(UCIアジアツアー2.2)に挑む。

開幕前日のチームは第2ステージの矢板市周回コースを試走

前回大会までに栃木県内の全ての市町を走破した本大会は、今回で3回目の開催となり、新たなステージを迎える。
大会初日となる3月22日の第1ステージは真岡市井頭公園内で行われる個人タイムトライアル(3km)、翌23日の第2ステージは矢板市での周回レース(1周14.8km×8周回・119km)、最終日の24日に開催される第3ステージは県東部の那須烏山市をスタートし、栃木県を横断しながら足利市にフィニッシュするラインレース(150km)となる。

スタート地点となる道の駅やいたを出発したチーム

今年のコースは標高差が比較的少ない設定となっており、個人総合はスプリント力が試される、秒差の争いになると予想される。
第1ステージの個人タイムトライアルは一見平坦に感じるものの、実際にはアップダウンであることを感じるコース。
第2ステージの周回コースは、山岳ポイントを過ぎて迎える、狭くテクニカルなダウンヒル区間が勝負どころとなりそう。
最終ステージはコース前半のアップダウン区間が逃げの発生ポイントとなる可能性があり、そうなれば逃げグループとメイン集団との戦いになると予想される。

田畑が広がるコースは風の影響を受ける可能性がある

今大会に挑むKINAN Cycling Teamのロースターは、山本元喜、椿大志、山本大喜、雨乞竜己、荒井佑太の5選手。
山本元をエースにステージ優勝と総合順位を狙い、個人タイムトライアルはピストマンである荒井の力の見せどころに。
集団スプリントは荒井と雨乞、逃げやリードアウトを椿と山本大で狙う布陣となっている。

椿を先頭に隊列を組むチーム。集落内は細く狭い道が続く

大会には国内から8チーム、海外から5つのUCIコンチネンタルチーム、そして2つの大学生チームが出場する。
昨年のUCIアジアツアーランキングの上位3チームが顔を揃えており、昨季のUCIアジアツアーランキング1位のKINAN Cycling Teamとしては負けられない戦いとなる。

山岳賞ポイントに向かう上り坂を駆け上がる山本元

チームは21日に現地入りし、第2ステージの矢板市周回コースを試走。
その後、場所を第1ステージの真岡市井頭公園に移し、本番に向けての試走を行った。
第2ステージの周回コースについては「風が気になる」と椿のコメント。
コース上に風が吹き抜ける区間も随所に見られ、強風となった場合はオランダやベルギーのレースで見られるようなエシェロンが組まれる展開となる可能性もある。

試走後にツール・ド・台湾の動画に見入る選手たち

3kmの個人タイムトライアルで争われる第1ステージ。
レースは13時40分からスタートし、30秒毎に全88名が出走する。
チームの第1走者となる椿は14時01分30秒、第2走者の山本大は14時16分30秒、第3走者の雨乞は14時31分30秒、注目のピストマン荒井は第4走者で14時46分30秒、チーム最終走者となる山本元は15時01分30秒の出走が予定されている。

明日からのレースに向けて期待が高まる

※レポートはメディアリリースから

Report, Photos: Kensaku SAKAI
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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