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マルコス・ガルシア山岳賞堅守! インターナショナル・ツール・ド・バニュワンギ・イジェン 第2ステージ レポート

総合上位陣に変動のツール・ド・バニュワンギ・イジェン第2ステージ
マルコスは山岳賞首位をキープして大会後半戦へ進む
●インターナショナル・ツール・ド・バニュワンギ・イジェン(UCIアジアツアー2.2)
第2ステージ テガルドリモ~バニュワンギ 143.2km

●KINAN Cycling Team出場選手
山本元喜
椿大志
マルコス・ガルシア
サルバドール・グアルディオラ
トマ・ルバ
KINAN Cycling Teamが出場中のインターナショナル・ツール・ド・バニュワンギ・イジェン(UCIアジアツアー2.2)は、9月26日に第2ステージが行われた。
レース終盤の山岳区間で大きな動きがあり、総合上位陣に変化が生まれた。
この影響で前日4位のマルコス・ガルシアが個人総合順位を2つ下げたものの、山岳賞では引き続き首位を維持している。

大会2日目は、テガルドリモからバニュワンギまでの143.2km。
スタートからしばらくは平坦区間だが、ポイントとなるのが終盤に登坂する3級山岳のパケル。
この大会の名所の1つは、上り始めからしばらくは緩斜面が続くが、頂上を目前に最大勾配12%に急激な変化。
さらに、山岳ポイントを通過後も、部分的に10%を超える急坂や舗装の粗い区間が現れるなど、難しい局面が控える。
大会前半のヤマ場ともいえるステージで、総合を争ううえでは取りこぼしが許されない1日だ。

KINAN Cycling Team前日の第1ステージで、レース前半に形成された先頭グループに加わったマルコスがそのまま逃げ切ってステージ4位。
個人総合でも4位につけたほか、山岳賞争いで首位に立つ好走。
同賞リーダーの証であるポルカドットジャージを着用して第2ステージに臨むことになった。
また、他の4選手も上々の走り。
大会直前の移動で相次ぐトラブルに見舞われたが、それを感じさせない姿を見せた。

チーム紹介を受ける選手たち

レースはスタートからしばらく幅員の狭い区間や住宅街を走行。
ときおり石畳や舗装の荒れた箇所が現れるなど、難しいコースレイアウトに選手たちは悪戦苦闘。
30kmを迎えようかというタイミングで4人がアタックを決めるまでは、出入りの激しい流れが続いた。

ハイスピードで進むレース序盤のトマ・ルバ

4人が先行して以降も、メイン集団では数人の飛び出しが見られたが、いずれもレース展開に大きく左右するものとはならず、個人総合で上位に選手を送り込んでいるチームを中心にペースをコントロール。
先頭とのタイム差は3分前後で推移。
しばらくは大きな変化なく進行したレース、KINAN勢5人はいずれも集団に待機し、次なる展開を待った。

集団内でレースを進めた選手たち。マルコス・ガルシアを守りながら進んだ

そんなレースのムードが変化し始めたのは、85km地点に届こうかというタイミング。
メイン集団のコントロールをKINAN勢が担い、椿大志と山本元喜が少しずつペースを上げていく。
一方の先頭グループでは協調体制に乱れが出始めたこともあり、タイム差は着々と縮小。
椿と山本の集団牽引は20km近く続き、先行する選手たちを完全に射程圏にとらえたところで他チームにコントロールをバトンタッチした。

レース中盤からは椿大志と山本元喜がメイン集団のコントロールを担った

序盤から激しさが続いたレースにあって、最大の勝負どころとなる3級山岳パケル。
上りが始まる頃には先頭は1人に。
やがて集団がキャッチすると、いよいよ総合上位陣による駆け引きが活性化。
散発するアタックは、サルバドール・グアルディオラやトマ・ルバがしっかりとチェック。
椿も集団に残ってマルコスのケアに従事した。

山岳区間へ。トマ・ルバが他選手の動きをチェックする

頂上に向けて、順調に登坂を続けてきたKINAN勢だったが、総合上位につける選手たちによるアタックが始まると、その情勢が変わり始める。
ライバルたちの仕掛けにマルコスが対応できず、差が開いてしまう。
この間、サルバドールが上位ライダーのチェックに入り、トマがマルコスの引き上げに従事。
何とか精鋭たちをひとまとめにしようと試みる。
しかし、繰り返しやってくる急坂と、終盤にかけて続くダウンヒルで優勢だったのは前を行く選手たち。
結局、マルコスは前日に競った選手たちの多くから1分近く開いてのフィニッシュとなった。

山岳で遅れを喫したマルコス・ガルシア。個人総合では6位に順位を下げた

この日KINAN勢で最上位だったのは、最後まで有力選手たちをマークし続けたサルバドールの7位。
マルコスが17位、トマ19位、椿20位、山本は63位でそれぞれステージを完了した。

これらの結果から、KINAN Cycling Teamは第2ステージまでを終えてマルコスが個人総合6位。
前日からは2ランク下げる形になり、トップとのタイム差は57秒。
献身的な走りを見せたサルバドールも同11位につけ、個人総合成績でのUCIポイント獲得圏内であるトップ10が見えるポジションへと上がっている。
チーム総合でも2位につける。

また、マルコスは山岳賞の首位はキープに成功。
前日に続いてレース後のポディウムに登壇。
引き続きポルカドットジャージを身にまとって走ることになる。

山岳賞首位を守ったマルコス・ガルシア

続く第3ステージは、今大会唯一の平坦ステージ。バニュワンギ市街地を周回する109.3km。
イスラム教の安息日(休息日)にあたる金曜日のレースとあって、お祭りムードの街中を選手たちが駆け巡っていくことになりそうだ。

残すは2ステージ。最後までポジティブに戦う

インターナショナル・ツール・ド・バニュワンギ・イジェン第2ステージ(143.2km)結果
1 アイマン・カヤディ(インドネシア、PGNロードサイクリングチーム) 3時間34分4秒
2 イスマエル・グロスペJr.(フィリピン、チーム ゴーフォーゴールド) +4秒
3 クリスティアン・ライレアヌ(モルドバ、チーム サプラサイクリング)
4 ジェシー・イワート(オーストラリア、チーム サプラサイクリング) +15秒
5 ロビー・ハッカー(オーストラリア、チームUKYO)
6 マイケル・ヴィンク(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +3秒
7 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
17 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +1分6秒
19 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +1分10秒
20 椿大志(KINAN Cycling Team) +2分44秒
63 山本元喜(KINAN Cycling Team) +9分3秒


個人総合
1 ジェシー・イワート(オーストラリア、チーム サプラサイクリング) 6時間37分48秒
2 ロビー・ハッカー(オーストラリア、チームUKYO) +1秒
3 マイケル・ヴィンク(ニュージーランド、セントジョージコンチネンタル) +7秒
4 ジョネル・カルクエヴァ(フィリピン、チーム ゴーフォーゴールド) +32秒
5 マラルエルデネ・バトムンフ(モンゴル、トレンガヌINC.・TSGサイクリングチーム) +41秒
6 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +57秒
11 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +4分29秒
21 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +5分24秒
23 椿大志(KINAN Cycling Team) +6分58秒
65 山本元喜(KINAN Cycling Team) +13分17秒


ポイント賞
1 マラルエルデネ・バトムンフ(モンゴル、トレンガヌ.INC・TSGサイクリングチーム) 26pts
11 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 10pts
15 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 4pts


山岳賞
1 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) 8pts
9 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) 1pts


チーム総合
1 チーム サプラサイクリング 19時間58分51秒
2 KINAN Cycling Team +5分24秒
●選手コメント
・マルコス・ガルシア
「調子のよさを感じていたが、上り(3級山岳パケル)で思い通りに動くことができず、タイムを失う結果になってしまった。ただ、今日のみんなの働きには心から感謝している。明日以降もチャレンジを続けたい。

ターゲットは(第4ステージの)イジェン山。このレースに勝ちたいので、そのためには150%以上の力を発揮しなければいけないと思っている」
・サルバドール・グアルディオラ
「クレイジーな1日だった。マルコスが総合での順位を下げてしまったが、日々戦うことで上位を狙っていければと思う。結果はレースが終わるまで分からないし、チームで話し合って戦術を決めていきたい」
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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