このたび、KINAN Racing Teamは和歌山県古座川町と「自転車を活用した古座川の魅力発信に関する協定」に調印しましたことを報告します。

古座川町は町域の9割以上を山と川が占め、大自然の中には天然記念物の一枚岩や虫喰岩、ゆずや鮎といった特産品などが充実しています。
また、町内に信号が1機も設置されていない、全国でも稀有な自治体としても知られ、近年はサイクリストにも「走りやすい」との人気のスポットとなりつつあります。
9月3日には町で初の試みとして「キナン古座川ロードレース」が開催。
プロスポーツの招致にも積極的に取り組んでいます。

9月2日に行われた調印式には、古座川町からは同町観光協会・鈴木貴裕会長、KINAN Racing Teamからは選手代表として中島康晴、石田哲也監督が出席。
また、メインスポンサー・株式会社キナンより角口賀敏会長、角口友紀・経営企画室室長が立会人として同席されました。

鈴木会長は“ジャイアン貴裕”のリングネームで活躍する総合格闘家としての顔を持つだけあり、「アスリートの聖地となるよう環境を整えていきたい」とこの協定への思いを語ると、角口会長からも「自然環境を生かしてサイクリストを招いていけるよう取り組んでいきたい」との所信が表明されました。

かねてからKINAN Racing Teamとはかかわりが深く、サイクルイベントの実施やトレーニングコースなどで同町へ足を運ぶ機会が多かったこともあり、石田監督からは「充実した環境下でこのチームを選んでくださったことに喜びを感じている」、選手代表・中島からはサイクリング時に「カヌーをしている人たちが川から手を振ってくれた」といったエピソードも。

改めて絆を深めた両者による関係は、サイクリングを通じてより密接に。
直近に控える3日のキナン古座川ロードレース、4日開催のサイクリングイベント「ぐるっと古座川サイクリングフェス2022」を成功へとつなげ、古座川町の活性化に寄与してまいります。

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU