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KINAN RACING

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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第7戦 レポート

2節ぶりレース開催のKINAN AACA CUP
メインの1-1カテゴリーは終盤にレースを支配した新城雄大が全体トップ
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2022年シーズン第7戦が9月17日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
102kmで行われた1-1カテゴリーでは井上亮選手(Magellan Systems Japan)とのマッチスプリントを制した新城雄大が全体の1位相当でフィニッシュした。
東海地方を転戦する本シリーズは4つのカテゴリーとキッズカテゴリーのレースで構成される。
今回、用意された舞台は周長5.1kmの長良川サービスセンター特設コース。
長良川特有の追い風を活かしたレース展開が期待されるが、台風接近の影響もあってか風は穏やか。
嵐の前の静けさを感じながらレースが行われた。
なお、前節は天候不良により中止になったため、2節ぶりのレース実施となった。
今回、ホストを務めるKINAN Racing Teamからは、新城雄大、畑中勇介、花田聖誠、マルコス・ガルシア、トマ・ルバ、そして全日本U23仕様のチャンピオンジャージを着用した仮屋和駿の6選手が参加。
そこへ、シーズン終盤へ向けてプロアマ問わず重要なレースを控えたコンディションの高い選手たち34名がスタートラインに集結した。
リアルスタートが切られると、早速アタックの応酬が始まる。
積極的に仕掛ける選手が多く、レーススピードこそ速いものの、集団有利なコース状況もあり、なかなか抜け出しが決まらない。
飛び出しと吸収を繰り返しながらレースは後半に差し掛かると、これまで果敢に攻めた有力選手たちがついにアタックを成功させる。
15周目、井上亮選手(Magellan Systems Japan)、水野貴行選手(Infinity style)が飛び出すと、山本裕昭選手(BONDS静岡サイクルRT)、KINAN Racing Teamから新城、花田が飛びつき合流。
5名の先頭集団はすぐさまタイムギャップを拡大させ、17周目には最大30秒差までリードを広げた。
さらに最終周目前、この先頭グループから新城と井上選手が抜け出す。
強力な2名はそのままローテーションを交わし、逃げ切りを狙う。

一方、足並み揃うメイン集団もスプリントに向けて一気にペースアップ。
仮屋が先頭に立って前をゆく追走グループを吞み込むと、ラスト500m地点では先頭2人をも視野に入れる。
迎えた最終局面。猛追するメイン集団を警戒した新城が、牽制する間も無くロングスパート。
最終コーナーを先頭で飛び込むと、井上選手の追走を許さず、全体のトップでフィニッシュした。
なお、KINANメンバーはオープン参加扱いとなるため、正式リザルトでは井上選手の優勝となっている。
続く2位相当でフィニッシュしたのは、周回賞を連取してきた川崎嘉久選手(Nerebani)​。
強豪ホビーレーサーの好走が目立つレース展開となった。
このほか、恒例のキッズスクールではKINAN Racing Team選手らがスタート方法をレクチャー。
レーススタート時のスキルとして必要となるペダルキャッチや漕ぎ出しやすいギアの選び方を指導した。
レースはもちろん、普段の生活でも活かされる技術であり、安全な自転車走行につながる学びの機会となった。

また、チームサプライヤーであるシリーズ協賛のiRC Tireさまほか、株式会社 隼(ATHLETUNE)さま、FUSIONさま、YONEXさまがブースを出展。
各社製品のPRを行っていただいた。
また、あひる商店さまにもフード・ドリンクの販売をしていただき、ブースは賑わいをみせた。

シーズン後半に差し掛かり、残すところあと2戦となった「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
次回、第8戦は11月19日に長良川サービスセンターでの開催が予定されている。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2022 第7戦 1-1クラス結果
1 井上亮(Magellan Systems Japan)
2 川崎嘉久(Nerebani)
3 竹之内悠
4 宮田直紀(Krone)
5 中尾涼介(VC AVANZARE)

※KINAN Racing Teamは新城雄大が1位相当でフィニッシュ
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