スポーツの日である10月10日に、愛知県春日井市・高蔵寺ニュータウンで開かれたスポーツフェスティバル「蔵フェス2022」にKINAN Racing Teamが参加。
性別・年齢を問わず誰もが参加できる自転車講座を開講し、バイクスキルのレベルアップや安全な自転車の乗り方を多くの参加者と共有した。

「ひとやまちにとっての“イイコト”」をコンセプトにするこのイベントでは、自転車のほかにも、ウォーキングやe-sports、ニュースポーツといった手軽に楽しめるスポーツやアクティビティがそろい、誰もが気兼ねなく参加できるよう開かれた催しとなった。
高蔵寺ニュータウンのショッピングセンター「サンマルシェ」の一角が会場となったこともあり、買い物ついでに立ち寄れるあたりもこのフェスの良さである。

KINAN Racing Teamが行った講座は2つ。
就学前から小学生年代を対象にした「自転車乗り方教室」は、鈴木宏幸サイクルインストラクターが“先生”になって、自転車の基本の“き”からスタート。
乗る前段階としてヘルメットの正しい装着方法や自転車の押し方を知ってから、サドルにまたがってバランスを保てるようトレーニングを進める。
補助なしでの走行に不安を抱える子供たちも、約90分の練習でみるみる上達。
この講座では、親御さんにも近くで見守ってもらい、わが子への効果的な声掛けやアドバイスを実践してもらう場とすることもねらいに。
すっかり自信をつけて走れるようになった子供たちの姿に、各所から喜びの声が上がった。

おおよそ30分間でスキルアップを目指した「バイクテクニック講習」や、花田聖誠が講師を担当。
こちらは子供から大人まで参加できるものとし、一本橋やスラロームといった障害物を含んだコースを走りながらバランス感覚やハンドルさばきを体で覚えていった。
スキルを磨くことで転倒やとっさのブレーキングに対応できるよう、日頃のライドに生かせる内容を重視した。

KINAN Racing Teamは今年3月、春日井市と「自転車を活用した高蔵寺ニュータウンの魅力発信に関する協定」を結び、同地の活性化に寄与することを約束。
今回はその一環でもあり、この先も自転車を通じて高蔵寺ニュータウンの街並みや人々とのつながりを強めていく。

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU