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KINAN RACING

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KINAN Racing Team Kicioff Meeting 2022-2023 レポート

新シーズンへ向けて選手・関係者・ファンが一堂に決起
「KINAN Racing Team Kicioff Meeting 2022-2023」報告
KINAN Racing Teamの発足9年目となるシーズンへ向けて、12月17日に愛知県春日井市で選手・関係者・ファンが一堂に会する決起イベントを開催。
題して「KINAN Racing Team Kickoff Meeting 2022-2023」。
来季からチームの一員となる新メンバーの顔見せの場ともなり、会場は盛り上がりと華やかさに富んだ空間になった。
チームのサテライトスペース「KINAN 春日井サイクルターミナル」を置き、「自転車を活用した高蔵寺ニュータウンの魅力発信に関する協定」も結んでいる春日井市で開かれた今回のビッグイベント。
その名の通り、翌シーズンへとつなげる機会であり、主役はもちろん2023年の所属選手である。

ファンや関係者約80人が集まった会場に、所属選手ひとりひとりが現れると都度どよめきと感嘆の声が上がる。
とりわけ、6人の新加入選手の紹介では、「予想通り」といったものから、思いがけないライダーの登場まで、その反応はさまざま。
当初の予告通りレッドカーペットの上を選手たちが歩くと、その様子を写真や動画に収めようと躍起になる来場者の姿が目立った。
「これだけのメンバーがそろい2023年を楽しみにしていてほしい」と声を挙げた、チームキャプテンの新城雄大に続いて挨拶に立った新規6選手。
チーム最年少・19歳の津田悠義(EFエデュケーション・NIPPOディヴェロップメントチームより移籍)が「先輩たちから教わって成長していきたい」といえば、宮崎泰史(宇都宮ブリッツェンより移籍)も「ベテラン選手の多いこのチームで存在感を見せたい」と宣言。
「憧れのチームで走れるので、そろそろ本気を出したい」と言って会場を笑わせたのは白川幸希(シエルブルー鹿屋より移籍)。
動向が海外からも注目されていたドリュー・モレ(チーム ブリッジレーンより移籍)も「KINANのメンバーとして走るのが楽しみ」、ライアン・カバナ(ヴィクトワール広島)は日本語で「よろしくお願いします!」と述べて来場者の心をつかんだ。

この日は現所属のスパークルおおいたレーシングチームの活動に参加していた孫崎大樹は、リモートでの登場。
今季国内シーンで活躍し注目度の高いライダーとあり、モニターに映った姿に興奮したファンの歓声はイベント序盤のハイライトでもあった。
来季所属13選手とともにステージに上がった、メインスポンサーの株式会社キナン・角口賀敏会長は、「アジアの中でも常にトップが狙えるチームになったと思う」とその顔触れに自信を見せる。
そうして参加者の気持ちが高まっていく中、新規サプライヤーのリバース東京(ラフィネグループ)・川村信久社長からは新たなスタートへの激励を、そして春日井市・石黒直樹市長には乾杯の音頭を取っていただいた。
2023年シーズンへの決起とともに、2022年シーズン送り出しのコンセプトも踏まえた今回。
今季限りでレーサーとしてのキャリアを終える中島康晴の引退セレモニーでは、16年の競技生活を振り返るムービー上映に加えて、iRC Tireさまより特製バナーのプレゼントも。
さらには、福井から家族が駆けつけるビッグサプライズまで。レース内外問わず“百戦錬磨”の中島も、さすがにこれは予想していなかったようで、「寿命が縮まった」と冷や汗をかきながらも家族からの祝福を喜んだ。
そのほか、多数の景品が用意された大抽選会や、2023年シーズンに着用するジャージ・バイクのお披露目も行われた。
また、ジャージ披露のステージに立った新城からは、新シーズンをニュージーランド・サイクルクラシック(UCI2.2、1月11~15日)でスタートすること、同時にコルナゴ社のバイクで心機一転戦っていくことを発表。
これまた来場者からは驚きの声が上がり、翌シーズンへの期待値も上がるシーンでもあった。
中身がぎっしり詰まっていた2時間の“ミーティング”。
最後は「アレ!キナン」の掛け声とともに記念撮影で心をひとつにして、KINANファミリー2023年への誓いを立てた。
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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