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KINAN RACING

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ツール・ド・北海道のレースキャンセルについて

KINAN Racing Teamが出場していた国内ステージレース「ツール・ド・北海道」(UCIアジアツアー2.2)は、9月8日に実施された第1ステージ途中に走行中の選手と一般車両による事故が発生。
これにともない、レース全体がキャンセルとなり、その後の協議で残るステージも中止にすることが決まりました。

1987年に初開催され、今年で37回目を迎えた伝統レースには、国内外から20チームが参加。
大会初日のこの日は旭川市から新得町までの174kmが予定されていました。KINAN Racing Teamはこのレースに向け、孫崎大樹、ドリュー・モレ、ライアン・カバナ、宮崎泰史、トマ・ルバの5人を招集。
道内の高峰をいくつも上るコースに対応するべく登坂力と、終盤勝負に生きるスピードを兼ね備えたメンバーで挑みました。

リアルスタートからハイペースで進んだレースは、2つの山岳区間を越えたのちにメイン集団からライアンが抜け出し、先頭を走る選手たちに迫る勢いを見せていました。
しかし、下り区間でクラッシュが起き、当該選手のレース続行が不可能に。
重大なインシデント(事象)との判断がなされ、走行していた選手たちはすべて100km地点でストップ。のちにこのステージのキャンセルが正式に決まります。

その後、事故を受けて残りステージの中止も決定し、主催者により発表されました。

チームとして、負傷した選手の一日も早い回復を心より願うとともに、いま一度安全走行の重要性を強く意識しながら各種活動に取り組む所存です。
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追記

9月9日、公益財団法人ツール・ド・北海道協会は、この事故で中央大学の五十嵐洸太選手が搬送先の病院で逝去されたことを発表しました。

五十嵐選手のご冥福をお祈りします。
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