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KINAN RACING

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KINAN Racing Team MIE Junior 説明会 実施報告

将来あるジュニア層の育成プロジェクトが始動
「KINAN Racing Team MIE Junior」説明会
12月17日、三重県四日市市にある朝明高等学校にて「KINAN Racing Team MIE Junior(キナンレーシングチーム みえジュニア)」発足に向けた説明会を実施した。
当日は活動に関する詳細が伝えられた後、講師陣によるレッスンが実演され、自転車競技に意欲を見せる子どもたちが体験した。
なお、KINAN Racing Teamからは新城雄大、畑中勇介、白川幸希、宮崎泰史が加わり、指導に携わった。
KINAN Racing Teamは、ジュニア層の育成に取り組む組織「キナンレーシングチーム みえジュニア」を始動させた。
具体的にはチームの下部組織という位置付けであり、子どもたちの競技力向上を図りながら、自転車競技・ロードレース種目での活躍を目指すもの。
また、参加対象を小学校5年生~高校生の男女と幅広く設けており、個人に合ったプログラムで、一人一人の成長を期待している。

説明会には自転車競技に意欲を見せる子どもたちと親御さんが参加した。
まずは講師である筧五郎氏が、パワーデータを用いたトレーニングを行うと説明。
長年、競技に携わっている同氏は、「あくまでパワーはがんばりの指標」と説きながら、自分たちがどれくらいがんばったのかを確認できるツールであると解説。
筧氏のキャラクターを活かし、子どもたちにもわかりやすい例えを用いて解説した。
同じく講師として参加した金子広美氏は、強いメンタルの保ち方も学んでほしいと付け加える。
気落ちした状態でもトレーニングを続ける工夫を学び、将来に役立ててほしいとオリンピアンらしい発言に頷きを得ていた。
その他活動に際する注意事項などや、畑中による選手目線でのアドバイスが伝えられると、一同は屋外でのトレーニング体験へ移行する。

実施内容は、コーンで形取られた周回路を隊列で回り、フィードゾーンで左右どちらかのボトルを受け取るというもの。
ただし、受け取るボトルは直前で指定されるため、指示を素早く理解する判断力、走行ラインを崩さないバイクコントロールが試された。
早速、白川を先頭に参加者が続いてサーキットを周回する。
次第に難易度が上がるが、全員無事にプログラムを消化することができた。
参加後にはアドバイスを仰ぐ子どもたちの姿もあり、向上心を持って取り組んでいける活動環境を築いていきたい。
今後は引き続き、朝明高等学校を拠点に置きながら、近隣地域でのトレーニング実施も予定している。
Text, Photo: Ryo KODAMA
Edit: Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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