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ツアー・オブ・アンタルヤ 第2ステージ レポート
ツアー・オブ・アンタルヤ第2ステージも積極戦術
逃げで魅せたドリューと、トマが前線に残り続くクイーンステージへ
逃げで魅せたドリューと、トマが前線に残り続くクイーンステージへ
●ツアー・オブ・アンタルヤ(UCIヨーロッパツアー2.1)
第2ステージ 2月9日(金)
デムレ-アンタルヤ 140.5km
・出場選手
孫崎大樹
ドリュー・モレ
山本元喜
白川幸希
レイモンド・クレダー
トマ・ルバ
畑中勇介
第2ステージ 2月9日(金)
デムレ-アンタルヤ 140.5km
・出場選手
孫崎大樹
ドリュー・モレ
山本元喜
白川幸希
レイモンド・クレダー
トマ・ルバ
畑中勇介
KINAN Racing Teamが参戦中のツアー・オブ・アンタルヤ(UCIヨーロッパツアー2.1)は、現地2月9日に第2ステージを実施。
レース序盤からKINANメンバーが果敢に前をうかがい、コースなかばにそびえる山岳区間ではドリュー・モレが一時リード。
ドリューとトマ・ルバが49人に絞られたメイン集団に残り、引き続き勝負できる位置につけている。
レース序盤からKINANメンバーが果敢に前をうかがい、コースなかばにそびえる山岳区間ではドリュー・モレが一時リード。
ドリューとトマ・ルバが49人に絞られたメイン集団に残り、引き続き勝負できる位置につけている。
2年ぶり開催の今大会は、その名の通りアンタルヤの街を中心に展開。
このステージでは西に位置するデムレを出発し、基点のアンタルヤへ。
その間、1級と2級のカテゴリー山岳を越える。スタートから40kmを過ぎたあたりから長い登坂区間へと入り、細かなアップダウンも連続する難所へ。
その後は20km近い下り基調を進んで、フィニッシュへと続いていく。
前日行われた第1ステージでは、KINANメンバー7選手全員がメイン集団でレース完了。
タイムを失うことなく、大会2日目のスタートラインについた。
このステージでは西に位置するデムレを出発し、基点のアンタルヤへ。
その間、1級と2級のカテゴリー山岳を越える。スタートから40kmを過ぎたあたりから長い登坂区間へと入り、細かなアップダウンも連続する難所へ。
その後は20km近い下り基調を進んで、フィニッシュへと続いていく。
前日行われた第1ステージでは、KINANメンバー7選手全員がメイン集団でレース完了。
タイムを失うことなく、大会2日目のスタートラインについた。
前のステージと同様に、先手を打つべく積極策に出る選手たち。
リアルスタートから、孫崎大樹や山本元喜らが果敢に前をうかがう。
その流れから、今大会の4賞の1つ「アンタルヤ賞」を賭けた中間スプリントを孫崎が3番手通過し、1点をゲットしている。
リアルスタートから、孫崎大樹や山本元喜らが果敢に前をうかがう。
その流れから、今大会の4賞の1つ「アンタルヤ賞」を賭けた中間スプリントを孫崎が3番手通過し、1点をゲットしている。
© Tour of Antalya 2024
その後もアタックとキャッチが繰り返され、先行メンバーがたびたびシャッフル。
それが幾分落ち着いたのが55.7km地点に置かれた1つ目の山岳ポイント通過後で、最大で7人まで膨らむ先頭グループが形成される。
そこへドリューが加わって、一時はメイン集団に対して2分までリードを広げる。
それが幾分落ち着いたのが55.7km地点に置かれた1つ目の山岳ポイント通過後で、最大で7人まで膨らむ先頭グループが形成される。
そこへドリューが加わって、一時はメイン集団に対して2分までリードを広げる。
© Tour of Antalya 2024
ただ、この日2つ目のカテゴリー山岳を越えたのを機にメイン集団が本格的にペースアップ。
長い登坂区間で人数を絞り込んでいた集団はさらに勢いを増し、やがてドリューたちに合流。
朝から断続的に降っていた雨の影響もありスリップしやすい路面を慎重にこなし、やがてスプリントへ。
最終的に49人が一団でフィニッシュラインを通過した。
長い登坂区間で人数を絞り込んでいた集団はさらに勢いを増し、やがてドリューたちに合流。
朝から断続的に降っていた雨の影響もありスリップしやすい路面を慎重にこなし、やがてスプリントへ。
最終的に49人が一団でフィニッシュラインを通過した。
KINAN勢ではドリューとトマが先頭ライダーとともにレースを完了。
上位戦線が見える位置をキープして、第2ステージを終えた。
また、孫崎、山本元喜、白川幸希、レイモンド・クレダー、畑中勇介もそれぞれ後方のグループでレースを完了し、次へと駒を進めている。
翌10日に待つ第3ステージは、1級山岳の頂上に敷かれるフィニッシュラインを目指す最難関ステージ。
途中2カ所の2級山岳に加え、山岳にカテゴライズされないタフな上りもあり、総合成績をかけた激しいバトルとなることは必至。
世界トップクラスのチームが並ぶこの戦いで、KINANメンバーがどう立ち回るか、大事な1日を迎える。
上位戦線が見える位置をキープして、第2ステージを終えた。
また、孫崎、山本元喜、白川幸希、レイモンド・クレダー、畑中勇介もそれぞれ後方のグループでレースを完了し、次へと駒を進めている。
翌10日に待つ第3ステージは、1級山岳の頂上に敷かれるフィニッシュラインを目指す最難関ステージ。
途中2カ所の2級山岳に加え、山岳にカテゴライズされないタフな上りもあり、総合成績をかけた激しいバトルとなることは必至。
世界トップクラスのチームが並ぶこの戦いで、KINANメンバーがどう立ち回るか、大事な1日を迎える。
ツアー・オブ・アンタルヤ 第2ステージ(140.5km)結果
1 マテウス・ゴヴェカル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)3時間28分8秒
2 ケネッツ・ファンローイ(ベルギー、ビンゴールWB)+0秒
3 ジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア、チーム ポルティ・コメタ)
4 ヘンリ・ウーリヒ(ドイツ、アルペシン・ドゥクーニンク)
5 アクセル・ウエンス(フランス、TDT・ユニベット)
6 ジュリアン・トラリウー(フランス、チャイナグローリー)
33 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
36 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
111 レイモンド・クレダー(KINAN Racing Team)+19分44秒
119 白川幸希(KINAN Racing Team)
123 山本元喜(KINAN Racing Team)
130 畑中勇介(KINAN Racing Team)+25分36秒
157 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+29分24秒
・個人総合時間
1 マテウス・ゴヴェカル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)6時間20分6秒
2 ジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア、チーム ポルティ・コメタ)+0秒
3 ケネッツ・ファンローイ(ベルギー、ビンゴールWB)+4秒
4 ハネス・ウィルクス(ドイツ、チューダープロサイクリングチーム)+7秒
5 ホセ・ソウザ(ポルトガル、SABGAL / ANICOLOR)+9秒
6 エンリーコ・ザノンチェッロ(イタリア、VF Group-Bardiani CSF-Faizanè)+10秒
37 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
42 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
99 レイモンド・クレダー(KINAN Racing Team)+19分54秒
111 白川幸希(KINAN Racing Team)
122 山本元喜(KINAN Racing Team)
128 畑中勇介(KINAN Racing Team)+25分46秒
134 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+29分34秒
・山岳賞
12 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)1pts
・アンタルヤ賞
6 孫崎大樹(KINAN Racing Team)1pts
・チーム総合
1 Q36.5プロサイクリングチーム 19時間0分48秒
15 KINAN Racing Team +19分44秒
1 マテウス・ゴヴェカル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)3時間28分8秒
2 ケネッツ・ファンローイ(ベルギー、ビンゴールWB)+0秒
3 ジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア、チーム ポルティ・コメタ)
4 ヘンリ・ウーリヒ(ドイツ、アルペシン・ドゥクーニンク)
5 アクセル・ウエンス(フランス、TDT・ユニベット)
6 ジュリアン・トラリウー(フランス、チャイナグローリー)
33 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
36 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
111 レイモンド・クレダー(KINAN Racing Team)+19分44秒
119 白川幸希(KINAN Racing Team)
123 山本元喜(KINAN Racing Team)
130 畑中勇介(KINAN Racing Team)+25分36秒
157 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+29分24秒
・個人総合時間
1 マテウス・ゴヴェカル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)6時間20分6秒
2 ジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア、チーム ポルティ・コメタ)+0秒
3 ケネッツ・ファンローイ(ベルギー、ビンゴールWB)+4秒
4 ハネス・ウィルクス(ドイツ、チューダープロサイクリングチーム)+7秒
5 ホセ・ソウザ(ポルトガル、SABGAL / ANICOLOR)+9秒
6 エンリーコ・ザノンチェッロ(イタリア、VF Group-Bardiani CSF-Faizanè)+10秒
37 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
42 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
99 レイモンド・クレダー(KINAN Racing Team)+19分54秒
111 白川幸希(KINAN Racing Team)
122 山本元喜(KINAN Racing Team)
128 畑中勇介(KINAN Racing Team)+25分46秒
134 孫崎大樹(KINAN Racing Team)+29分34秒
・山岳賞
12 ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)1pts
・アンタルヤ賞
6 孫崎大樹(KINAN Racing Team)1pts
・チーム総合
1 Q36.5プロサイクリングチーム 19時間0分48秒
15 KINAN Racing Team +19分44秒
●選手コメント
ドリュー・モレ
「逃げにトライした大きな理由としては、レース後半の長いダウンヒル区間での危険を回避したかったから。調子が良く、全体的には落ち着いて走ることができた。逃げたことで多少エネルギーを使ったかもしれないが、明日はまた新たなトライをしていきたい。
(次はクイーンステージ)ここまでの2ステージと同様に、ビッグチームがコントロールする展開になると思う。個人的にはトップ10フィニッシュを目指しているけど、ヨーロッパで走る強い選手と戦ってどうなるか、個人的にも興味がある。」
ドリュー・モレ
「逃げにトライした大きな理由としては、レース後半の長いダウンヒル区間での危険を回避したかったから。調子が良く、全体的には落ち着いて走ることができた。逃げたことで多少エネルギーを使ったかもしれないが、明日はまた新たなトライをしていきたい。
(次はクイーンステージ)ここまでの2ステージと同様に、ビッグチームがコントロールする展開になると思う。個人的にはトップ10フィニッシュを目指しているけど、ヨーロッパで走る強い選手と戦ってどうなるか、個人的にも興味がある。」
Photos: Syunsuke FUKUMITSU, Tour of Antalya 2024
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Report, Edit: Syunsuke FUKUMITSU