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KINAN Racing Team MIE junior定例報告【1月・2月】
KINAN Racing Team MIE junior定例報告【1月・2月】
AACA CUPで2選手が優勝、トレーニングと意欲が結実の2カ月
AACA CUPで2選手が優勝、トレーニングと意欲が結実の2カ月
弊チーム直属のアカデミー「KINAN Racing Team MIE junior(キナンレーシングチームみえジュニア)」が発足を2カ月が絶ち、メンバーひとりひとりが課題をもってトレーニングに励んでいます。
2月18日には初のレース活動として、「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」に出場。
早くも2選手が勝利を収め、ここまでの取り組みの成果が現れています。
今回はジュニアチームの定例報告として、1月・2月の活動を振り返ってみます。
2月18日には初のレース活動として、「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」に出場。
早くも2選手が勝利を収め、ここまでの取り組みの成果が現れています。
今回はジュニアチームの定例報告として、1月・2月の活動を振り返ってみます。
■1月6日より本格始動
昨年12月16日に行われたKINAN Racing Teamのキックオフミーティングで正式にお披露目し、動き出したジュニアチーム。今年に入り、1月6日より本格的な活動に入っています。
現在、月3回のペースでメンバーがそろってのトレーニングを行っており、筧五郎・金子広美・金子哲志のコーチ陣が指導に入っています。
ここまでの約2カ月間は、基礎トレーニングがメイン。
年齢や学年、ライド経験などによってメンバー間のスキルにも幅があるため、それぞれのレベルに合わせた指導を重視。
チーム入会以前にレースを経験しているメンバーであれば強度の高いメニューをこなすことも。
一方で、ロードレースを通じて本格的に競技スポーツに触れるようなメンバーについては、安全に走ることや集団内での走り方といったレースを走るための根本的なところから学んでいきます。
メンバーそれぞれに居住地やライド環境が異なることもあり、個々の自主的なトレーニングも重要になります。
コーチを含めた関係者全員が顔を合わせる限られた機会で課題を見つけ、日々のトレーニングでその克服を目指しています。
昨年12月16日に行われたKINAN Racing Teamのキックオフミーティングで正式にお披露目し、動き出したジュニアチーム。今年に入り、1月6日より本格的な活動に入っています。
現在、月3回のペースでメンバーがそろってのトレーニングを行っており、筧五郎・金子広美・金子哲志のコーチ陣が指導に入っています。
ここまでの約2カ月間は、基礎トレーニングがメイン。
年齢や学年、ライド経験などによってメンバー間のスキルにも幅があるため、それぞれのレベルに合わせた指導を重視。
チーム入会以前にレースを経験しているメンバーであれば強度の高いメニューをこなすことも。
一方で、ロードレースを通じて本格的に競技スポーツに触れるようなメンバーについては、安全に走ることや集団内での走り方といったレースを走るための根本的なところから学んでいきます。
メンバーそれぞれに居住地やライド環境が異なることもあり、個々の自主的なトレーニングも重要になります。
コーチを含めた関係者全員が顔を合わせる限られた機会で課題を見つけ、日々のトレーニングでその克服を目指しています。
■iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2024第1戦に出場
ここまでの取り組みを確認する場として、2月18にはiRC TIRE Presents KINAN AACA CUP に出場しました。
4つのカテゴリーに11人がエントリー。出走カテゴリーは、スキルや意欲をベースに決定しています。
とりわけ、筧コーチ・金子哲志コーチが高く評価したのは、1-4クラスに出場した選手たちの走り。
ジュニア、キッズをのぞく一般カテゴリーとしては最もレース距離の短い12.5kmでありながら、この日は短期決戦とばかりに50人以上のライダーが終始ハイペースで進行する展開。
それは、イベント関係者にして「いつもに比べても速すぎるくらい」と驚くほど。
そんななか、出走した7人のメンバーはメイン集団に食らいつき、スプリント勝負にからもうかという勢い。
一緒に走った筧コーチがリードアウトを買って出る場面も見られました。
ここまでの取り組みを確認する場として、2月18にはiRC TIRE Presents KINAN AACA CUP に出場しました。
4つのカテゴリーに11人がエントリー。出走カテゴリーは、スキルや意欲をベースに決定しています。
とりわけ、筧コーチ・金子哲志コーチが高く評価したのは、1-4クラスに出場した選手たちの走り。
ジュニア、キッズをのぞく一般カテゴリーとしては最もレース距離の短い12.5kmでありながら、この日は短期決戦とばかりに50人以上のライダーが終始ハイペースで進行する展開。
それは、イベント関係者にして「いつもに比べても速すぎるくらい」と驚くほど。
そんななか、出走した7人のメンバーはメイン集団に食らいつき、スプリント勝負にからもうかという勢い。
一緒に走った筧コーチがリードアウトを買って出る場面も見られました。
結果的に彼らの上位進出はならなかったものの、両コーチともに「よく走ってくれた。
あとは技術が身に付けば上位入賞は近い」と口をそろえ、収穫十分のレースになりました。
あとは技術が身に付けば上位入賞は近い」と口をそろえ、収穫十分のレースになりました。
また、2つのクラスが設けられるキッズレースでは、ジュニアメンバーが両レースを席巻。
どちらも優勝を飾り、真新しい「みえジュニア」のジャージを晴れやかにアピールすることができました。
どちらも優勝を飾り、真新しい「みえジュニア」のジャージを晴れやかにアピールすることができました。
●iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2024第1戦 みえジュニア結果
・U15
完走 木村孔南
・U17
3. 成山愛之助
・1-4
完走 伊藤遼
完走 矢田丈
完走 木村孔南
完走 木村仁毘
完走 越智映成
完走 青井鷲大
完走 酒井大地
・Kids(JCFルール)
1.青井鷲大
2.木村仁毘
3.青井瑛集
・Kids(自由)
1.前橋明季
5.服部未来
・U15
完走 木村孔南
・U17
3. 成山愛之助
・1-4
完走 伊藤遼
完走 矢田丈
完走 木村孔南
完走 木村仁毘
完走 越智映成
完走 青井鷲大
完走 酒井大地
・Kids(JCFルール)
1.青井鷲大
2.木村仁毘
3.青井瑛集
・Kids(自由)
1.前橋明季
5.服部未来
■トレーニングノートの作成
AACAカップレース後には、「追加メニュー」として集団走行や先頭交代の練習も行ったメンバーたち。毎回、貴重な時間を濃密な活動に充てています。
また、メンバーそれぞれにトレーニングノートの作成をノルマとし、日々のトレーニング記録やその日起こったこと・思ったことなどを記録。
チーム集合時にコーチに提出し、必要に応じて取り組み方の見直しや軌道修正、メンタルのチェックも行っています。
2月の活動は23日に同月3回目を実施し、翌月以降も月3回ペースのチーム活動とAACAカップ出場をミックスさせながら強化を図っていきます。
AACAカップレース後には、「追加メニュー」として集団走行や先頭交代の練習も行ったメンバーたち。毎回、貴重な時間を濃密な活動に充てています。
また、メンバーそれぞれにトレーニングノートの作成をノルマとし、日々のトレーニング記録やその日起こったこと・思ったことなどを記録。
チーム集合時にコーチに提出し、必要に応じて取り組み方の見直しや軌道修正、メンタルのチェックも行っています。
2月の活動は23日に同月3回目を実施し、翌月以降も月3回ペースのチーム活動とAACAカップ出場をミックスさせながら強化を図っていきます。
■メンバー紹介
●伊藤遼(いとう・りょう)
学年:中学2年生
AACAカップ出走カテゴリー:1-4
「AACAカップに初めて出場しました。想像以上にレベルが高かったのですが、集団内でフィニッシュラインを通過できて達成感を味わうことができました。反省点は、集団内で強引にポジションを上げようしてしまい、他選手のタイヤと当たってしまい落車しそうになったことです。
もともと自転車のプロチームに興味がありました。身近でみえジュニアの活動があると知り、入会したいと強く思いました。将来はみんなに憧れてもらえるような、トップライダーになることが目標です」
学年:中学2年生
AACAカップ出走カテゴリー:1-4
「AACAカップに初めて出場しました。想像以上にレベルが高かったのですが、集団内でフィニッシュラインを通過できて達成感を味わうことができました。反省点は、集団内で強引にポジションを上げようしてしまい、他選手のタイヤと当たってしまい落車しそうになったことです。
もともと自転車のプロチームに興味がありました。身近でみえジュニアの活動があると知り、入会したいと強く思いました。将来はみんなに憧れてもらえるような、トップライダーになることが目標です」
●前橋明季(まえはし・みつき)
学年:小学5年生
AACAカップ出走カテゴリー:Kids(自由)
「1位になることができました。今日はとにかく1位になりたくて、得意のカーブでライバルを追い抜こうと思ってがんばりました。初めてのロードレースで1位なので本当にうれしいです。
みえジュニアでは、トレーニングの方法や上りのコツなどを学んでいるところです。最後まであきらめずに走り続ける気持ちも強くなりました。将来は世界一のロードレーサーになりたいです」
学年:小学5年生
AACAカップ出走カテゴリー:Kids(自由)
「1位になることができました。今日はとにかく1位になりたくて、得意のカーブでライバルを追い抜こうと思ってがんばりました。初めてのロードレースで1位なので本当にうれしいです。
みえジュニアでは、トレーニングの方法や上りのコツなどを学んでいるところです。最後まであきらめずに走り続ける気持ちも強くなりました。将来は世界一のロードレーサーになりたいです」
●青井鷲大(あおい・しゅうだい)
学年:小学5年生
AACAカップ出走カテゴリー:1-4、Kids(JCFルール)
「Kids(JCFルール)で1位になれました。常にみんなの前で、絶対に誰にも追い抜かれないように走りました。
世界一の選手になりたいのと、誰からも憧れてもらえるような選手になりたくて、みえジュニアに入ることに決めました。パワーを持続できるようになったところが自分でも強くなったと思っています。みえジュニアから、KINAN Racing Teamのトップライダーになれるようにがんばっていきたいです」
学年:小学5年生
AACAカップ出走カテゴリー:1-4、Kids(JCFルール)
「Kids(JCFルール)で1位になれました。常にみんなの前で、絶対に誰にも追い抜かれないように走りました。
世界一の選手になりたいのと、誰からも憧れてもらえるような選手になりたくて、みえジュニアに入ることに決めました。パワーを持続できるようになったところが自分でも強くなったと思っています。みえジュニアから、KINAN Racing Teamのトップライダーになれるようにがんばっていきたいです」
■コーチ総評
●筧五郎コーチ
「AACAカップを走ってみて、トップスピードを強化していく必要性を感じました。単純な体力の話ではなく、一瞬の変化に対応するスピードですね。これからはスプリント系のトレーニングも組み込んでいきたいと思っています。あとは練習あるのみですね。とにかく練習をする。そこは選手たちにも強く言い続けていく必要がありますね。
レースを走ってみて“悔しい”とどこまで思えているのかも大事です。われわれが聞けばみんな悔しいと答えます。でも、聞けば答えるのではなく、“コーチ、すごく悔しいです!”と言いに来てくれるくらいになってほしい。そういった気持ちが湧き出てくるくらい、トレーニングやレースに励んでいかないといけませんね。
どうやって伝えたらひとりひとりに響くのか。それは常に僕たちも勉強しているところです」
「AACAカップを走ってみて、トップスピードを強化していく必要性を感じました。単純な体力の話ではなく、一瞬の変化に対応するスピードですね。これからはスプリント系のトレーニングも組み込んでいきたいと思っています。あとは練習あるのみですね。とにかく練習をする。そこは選手たちにも強く言い続けていく必要がありますね。
レースを走ってみて“悔しい”とどこまで思えているのかも大事です。われわれが聞けばみんな悔しいと答えます。でも、聞けば答えるのではなく、“コーチ、すごく悔しいです!”と言いに来てくれるくらいになってほしい。そういった気持ちが湧き出てくるくらい、トレーニングやレースに励んでいかないといけませんね。
どうやって伝えたらひとりひとりに響くのか。それは常に僕たちも勉強しているところです」
●金子哲志コーチ
「年齢やレベルが個々で異なる中、それぞれの良さを伸ばしていくことを大前提にこの2カ月やってきました。同時に、トラブルなくレースを走り切ることも重視していました。それがAACAカップの走りに生かされたのではないかと思っています。
レースを見て率直な感想としては、“思った通りだった”というところですね。トレーニングから良い走りができていた選手は、レースでもそれがきっちりと表れていました。練習でできないことは本番でもできない…というところは、選手たちもよく分かったと思います。これからは課題を克服し伸ばしていけば良いですし、収穫を得た選手はそれを武器にしていってほしいですね。
すぐに結果が出ずとも、一段ずつステップアップしていく中でグンと力を伸ばせるような、そんな手助けを今後もしていきたいと考えています」
「年齢やレベルが個々で異なる中、それぞれの良さを伸ばしていくことを大前提にこの2カ月やってきました。同時に、トラブルなくレースを走り切ることも重視していました。それがAACAカップの走りに生かされたのではないかと思っています。
レースを見て率直な感想としては、“思った通りだった”というところですね。トレーニングから良い走りができていた選手は、レースでもそれがきっちりと表れていました。練習でできないことは本番でもできない…というところは、選手たちもよく分かったと思います。これからは課題を克服し伸ばしていけば良いですし、収穫を得た選手はそれを武器にしていってほしいですね。
すぐに結果が出ずとも、一段ずつステップアップしていく中でグンと力を伸ばせるような、そんな手助けを今後もしていきたいと考えています」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU