熊野地域3市町を表敬訪問
「ツール・ド・熊野」での活躍誓い激励を受ける

春以降の大一番に向けて準備を進めるKINAN Racing Teamの選手・スタッフがこのほど熊野地域の3市町を表敬訪問。
同地にて5月に開催される国際レース「ツール・ド・熊野」での活躍を誓うとともに、大会への協力や応援体制の整備を約束いただき、本番に向けた機運を高めている。

チームは3月4～9日の日程で、メインスポンサー「株式会社キナン」のお膝元である和歌山県新宮市でトレーニングキャンプを実施。
紀伊半島南部特有の温暖な気候と豊かな自然の中でコンディションを高めていった。

その期間中に催された表敬訪問は、7日に和歌山県古座川町と三重県熊野市、8日に新宮市へ。

各市町への訪問は、株式会社キナン・角口賀敏会長（古座川町は欠席）を筆頭に、石田哲也監督、キャンプ参加の孫崎大樹、山本元喜、白川幸希、柚木伸元、宮崎泰史、トマ・ルバ、新城雄大、畑中勇介の8選手が出席。
シーズン序盤の活動報告と合わせて、来るツール・ド・熊野本番に向けてチーム一丸となって取り組んでいく意志を表明。

また、古座川町のサイクリングイベント「KOZAGAWA Experience ＆ Ride Vol.01」（3月10日実施）、同じく熊野市・新宮市では「グランフォンド熊野」（2月4日実施）と、街をあげた自転車振興にもチームとして参画しており、今後の協同に向けての確認の場ともなった。

チームの訪問に際しては、古座川町・西前啓市町長、熊野市・河上敢二市長、新宮市・向井雅男副市長それぞれの出迎えを受け、終始和やかなムードで歓談。
「国内外で活躍するプロチームが熊野地域を拠点にしていることが誇らしい」とのお言葉とともに、今後の活動を祈念していただいた。

それを受けてチームは、発足10周年イヤーの今年こそツール・ド・熊野の頂点に立つために全精力を注ぐことを約束。
先ごろ完成した大会ポスターに選手たちがサインをし贈呈した。

5月10～12日の3日間で行われるツール・ド・熊野では、古座川町で第1ステージ（10日）、熊野市で第2ステージ（11日）を実施。新宮市ではオープニングセレモニーのほか、大会本部が置かれる。