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KINAN RACING

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iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 第6戦 1-1クラス レポート

AACA第6戦にシーズン後半を見据え3選手が参戦
終始アタックを繰り返した山本元喜が2位でレースをまとめる
東海地区のロードレースシリーズ「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」の2024年シーズン第6戦が8月11日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園 長良川サービスセンター特設コースにて開催。
KINAN Racing Teamから3選手が参戦した最上位の1-1カテゴリーでは、山本元喜が終始アタックを繰り返しレースを活性化。
最後は4選手による争いで2位だったが、連戦が見込まれるシーズン後半へ手ごたえ十分の走りで終えた。
前月に続くシリーズ開催では、チームタイムトライアルの今季初実施など見どころの多いプログラム編成に。
その中でメインとなる1-1カテゴリーは、前節にレース途中に中止となっていることを受けて、仕切り直しの一戦でもあった。
前節同様に40℃に迫ろうかという暑さの中でのレースは、5kmコースを16周する80kmで行われた。
パレード走行の後にリアルスタートが切られると、山本、白川幸希、宮崎泰史のKINANメンバー3選手が次々とアタックを打って、プロトンを活性化。
たびたび数人単位のパックがメイン集団に対して数秒先行する場面が見られるも、完全にリードを得るまでには至らない。
アタックとキャッチを繰り返す流れのまま、レースは半ばを過ぎる。
駆け引きが激化するきっかけとなったのは9周目。
ここも山本が動きを作り、岩間来空選手(Team Aniki)との2人逃げの態勢に入る。
レースの進行とともに強くなった風に乗ってペースを上げると、集団とのタイム差が30秒まで広がった。
ただ、これ以上のタイム差拡大を嫌ったメイン集団が残り5周を切ったところでペースアップ。
山本らの逃げを捕まえると、集団は再びアタックの打ち合いにあって、宮崎や白川が先頭に立つ局面が増えていく。
それでも、レースの行方を決定づけたのはやはり山本のアクション。
Sandu Ionut選手(LT United Cycling Team)らの攻撃に同調すると、そのまま岩間選手、高村明希斗選手(BREZZA-KAMIHAGI)、湯村天星選手を引き連れる形で集団からのリードを拡大。
15周目後半には40秒まで差を広げ、4選手の逃げ切りが決定的になった。
勝負の最終周回。追い風基調の周回後半を迎えたところで山本が独走を狙ってアタック。
何度か飛び出しを図るも厳しいチェックに遭い、攻撃は決めきれず。最後は4選手によるスプリントになって、高村選手が先着。
山本は2位でのフィニッシュになったが、シーズン後半に控える重要レースを見据えた走りに終始して今節をまとめている。

しばらくしてフィニッシュへやってきたメイン集団は、白川が前に出て5位を確保。
宮崎も問題なく走り切ってシリーズリーダーの地位はキープしている。
この日のホスト役を務めた3選手は、午前中から各種プログラムに加わって盛り上げに寄与。
キッズスクールでは白川と山本が講師役となって、片手運転時のバランス感覚を養う練習を実施。
直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE junior」が参戦したカテゴリーには宮崎や白川も一緒にコースへ出て、メンバーの走りを見守った。
会場のイベントブースには、今回もチームサプライヤーでありシリーズ協賛のiRC Tireさまをはじめ、ATHLETUNE(株式会社 隼)さま、WAKO's(株式会社和光ケミカル)さま、FUSION(有限会社 光設備)さまが出展し、イベントに花を添えた。

次節第7戦は9月1日に、今節と同じ長良川のコースにて行われる。
引き続きKINAN Racing Teamもホストとして参加する予定になっている。
iRC Tire Presents KINAN AACA CUP 2024 第6戦1-1 結果(KINAN Racing Team分)
2 山本元喜
5 白川幸希
※リザルトは5位まで有効。宮崎泰史もレース完走
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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