南魚沼クリテリウムは新城雄大が4位
雨による難しい条件下をものともせず上位争いを主導
雨による難しい条件下をものともせず上位争いを主導
●南魚沼クリテリウム(Jクリテリウムツアー)
9月14日(日)
予選 9.9km・決勝 43.4km
・出場選手
宇賀隆貴
宮崎泰史
トマ・ルバ
新城雄大
9月14日(日)
予選 9.9km・決勝 43.4km
・出場選手
宇賀隆貴
宮崎泰史
トマ・ルバ
新城雄大
国内ロードレースシリーズのJプロツアー・Jクリテリウムツアーは、新潟県南魚沼市での2連戦を実施。
9月14日には南魚沼クリテリウム(Jクリテリウムツアー)が行われ、KINAN Racing Teamから4選手が出場。
いずれも予選をクリアし決勝へと駒を進めると、その決勝では新城雄大が優勝争いに加わる。
4位でレースを終えることとなったが、翌日に控えるロードレースに向けて弾みとなる好走になった。
9月14日には南魚沼クリテリウム(Jクリテリウムツアー)が行われ、KINAN Racing Teamから4選手が出場。
いずれも予選をクリアし決勝へと駒を進めると、その決勝では新城雄大が優勝争いに加わる。
4位でレースを終えることとなったが、翌日に控えるロードレースに向けて弾みとなる好走になった。

ロードレースシーンはここから、秋の重要イベントが続いていく。
特に南魚沼では、Jプロツアーの中でも特にレイティングの高い「経済産業大臣旗」が行われ、国内のトップチームがいつも以上にハイレベルのレースを展開する。
それに先だって行われるのが、このクリテリウム。旧六日町の市街地に1周1.24kmのコースを設け、スピードバトルを繰り広げる。地域の人たちにも好評で、今回も雨が降る中でも多くの観客が集まった。
特に南魚沼では、Jプロツアーの中でも特にレイティングの高い「経済産業大臣旗」が行われ、国内のトップチームがいつも以上にハイレベルのレースを展開する。
それに先だって行われるのが、このクリテリウム。旧六日町の市街地に1周1.24kmのコースを設け、スピードバトルを繰り広げる。地域の人たちにも好評で、今回も雨が降る中でも多くの観客が集まった。

今節のKINAN Racing Teamは、クリテリウムとロードレースともに、宇賀隆貴、宮崎泰史、トマ・ルバ、新城雄大の4選手で臨む。
少ない人数での出走となるが、いずれも前週までのトルコ遠征で好調をアピール。
勢いそのままに南魚沼入りしている。前日13日には、併催の南魚沼グルメライドにゲスト参加。
宇賀と新城が畑中勇介コーチとともにトークショーに出演し、ライド参加者との交流の場を設けた。
少ない人数での出走となるが、いずれも前週までのトルコ遠征で好調をアピール。
勢いそのままに南魚沼入りしている。前日13日には、併催の南魚沼グルメライドにゲスト参加。
宇賀と新城が畑中勇介コーチとともにトークショーに出演し、ライド参加者との交流の場を設けた。

4選手は調子の良さを示すように、午前中一番に行われた予選を無難にクリア。
8周回・9.9kmの短い距離にも問題なく対応し、各選手はいずれも終始集団前方で走行。午後からの決勝に備えた。
8周回・9.9kmの短い距離にも問題なく対応し、各選手はいずれも終始集団前方で走行。午後からの決勝に備えた。

35周回・43.4kmで争われた決勝は、スタート直前に雨が強まり、場所によっては路面に水が浮いている条件下でのレースに。
1周回のセレモニーライドを経てスタートが切られると、予想通りのハイペースで周回を重ねていった。
1周回のセレモニーライドを経てスタートが切られると、予想通りのハイペースで周回を重ねていった。

最初の大きな動きは6周目。新城らを含んだ数人のパックがメイン集団に対しリードを得る。
5人に膨らんで逃げの態勢を整えると、着実に集団との差を広げていった。数周回進んだところで集団がペースを上げたが、コーナーで落車が発生するなどし追走態勢は整わず。
散発的に追いかけた選手たちが先頭グループに追いついて、最大8選手が先行した。
5人に膨らんで逃げの態勢を整えると、着実に集団との差を広げていった。数周回進んだところで集団がペースを上げたが、コーナーで落車が発生するなどし追走態勢は整わず。
散発的に追いかけた選手たちが先頭グループに追いついて、最大8選手が先行した。

先頭グループでは各選手の思惑が一致しない局面こそあったものの、メイン集団のペースも上がらず、徐々に前を行く選手たちが優勢に。
タイム差は広がる一方で、中間地点を過ぎた頃からは先頭グループからメイン集団を走る選手たちの背中が見える状況となっていった。
タイム差は広がる一方で、中間地点を過ぎた頃からは先頭グループからメイン集団を走る選手たちの背中が見える状況となっていった。

ペースは依然先頭グループが上回り、29周目に入ると同時に先頭グループがメイン集団をキャッチ。
この段階で先行していた7選手を基準に、残り周回を進む形に。
プロトン内は優勝争いの選手とメイン集団に待機していた選手とが入り乱れながら、レース終盤へと入っていった。
この段階で先行していた7選手を基準に、残り周回を進む形に。
プロトン内は優勝争いの選手とメイン集団に待機していた選手とが入り乱れながら、レース終盤へと入っていった。

残り2周となったところでチームブリヂストンサイクリングがトレインを組んで前方を固めると、KINAN勢も宇賀が新城を引き上げて勝負へ。
新城はそれまで逃げてきた選手たちをマークしながらスプリントへと移り、最後は4位でのフィニッシュ。
あと一歩のところで表彰台を逃す結果となったが、翌日に控えるロードレースに向けてコンディションの良さを確認。上々の走りでクリテリウムを終えた。
新城はそれまで逃げてきた選手たちをマークしながらスプリントへと移り、最後は4位でのフィニッシュ。
あと一歩のところで表彰台を逃す結果となったが、翌日に控えるロードレースに向けてコンディションの良さを確認。上々の走りでクリテリウムを終えた。

なお、この日はレース前にチームサプライヤーのATHLETUNE(株式会社 隼)さまブースを選手たちが訪問。「ぜひ勝利を!」との激励をいただき、南魚沼での活躍を誓っている。

次に臨む南魚沼ロードレースは、2026年の全日本選手権ロードレースの開催が決まった三国川ダムの周回コースを使い、144kmで争われる。
団体戦が経済産業大臣旗に設定され、個人と合わせてチームでの順位も競うレースに。
KINAN Racing Teamは引き続き4選手でスタートラインへ。個人・団体ともにタイトルを目指してプライオリティの高い一戦に力を注ぐ。
団体戦が経済産業大臣旗に設定され、個人と合わせてチームでの順位も競うレースに。
KINAN Racing Teamは引き続き4選手でスタートラインへ。個人・団体ともにタイトルを目指してプライオリティの高い一戦に力を注ぐ。
南魚沼クリテリウム(43.4km)結果
1 レオネル・キンテロ(ヴィクトワール広島)58分42秒
2 梅澤幹太(チームブリヂストンサイクリング)+0秒
3 織田聖(マトリックスパワータグ)
4 新城雄大(KINAN Racing Team)+1秒
5 馬場慶三郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)
6 松本一成(TeamCyclersSNEL)
15 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)+1Lap
31 宮崎泰史(KINAN Racing Team)
DNF トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
1 レオネル・キンテロ(ヴィクトワール広島)58分42秒
2 梅澤幹太(チームブリヂストンサイクリング)+0秒
3 織田聖(マトリックスパワータグ)
4 新城雄大(KINAN Racing Team)+1秒
5 馬場慶三郎(弱虫ペダルサイクリングチーム)
6 松本一成(TeamCyclersSNEL)
15 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)+1Lap
31 宮崎泰史(KINAN Racing Team)
DNF トマ・ルバ(KINAN Racing Team)

●選手コメント
新城雄大
「スプリントは単純に力負け。個人的には逃げた状態のままスプリントに持ち込みたかった。集団をラップしてからのレースの持っていき方が難しくなってしまい、4位という結果も含めて悔しいものになった。
レース前は集団スプリントをイメージしていたので、できるだけ集団前方をキープして脚を残しながら進むつもりだった。流れの中からうまく逃げに乗ることができたので、だったらそのまま行くしかないなと。逃げのメンバーがみんなしっかりローテーションしていたのも良い方へ向かったと思う。
チームの出走人数こそ少ないけど、明日のロードも良いレースをしたい。トルコで示せた好調さを維持できているので、コース中の上りにもしっかり対応していけるはず。まずは個々でリザルトを残すことを重視して、結果として団体戦の優勝がついてきたらベストだと思っている」
新城雄大
「スプリントは単純に力負け。個人的には逃げた状態のままスプリントに持ち込みたかった。集団をラップしてからのレースの持っていき方が難しくなってしまい、4位という結果も含めて悔しいものになった。
レース前は集団スプリントをイメージしていたので、できるだけ集団前方をキープして脚を残しながら進むつもりだった。流れの中からうまく逃げに乗ることができたので、だったらそのまま行くしかないなと。逃げのメンバーがみんなしっかりローテーションしていたのも良い方へ向かったと思う。
チームの出走人数こそ少ないけど、明日のロードも良いレースをしたい。トルコで示せた好調さを維持できているので、コース中の上りにもしっかり対応していけるはず。まずは個々でリザルトを残すことを重視して、結果として団体戦の優勝がついてきたらベストだと思っている」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU












