●iRC TIRE Presents　KINAN AACA CUP 2025　第7戦
9月21日（日）
岐阜県海津市・木曽三川公園 長良川サービスセンター
・1-1クラス(4.5km×23周＝103.5km)

出場選手
宮崎泰史
トマ・ルバ
新城雄大

KINAN Racing Teamがホストを務める「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」の第7戦が2025年9月21日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
トップカテゴリーである1-1クラスには3名の選手が出場し、宮崎泰史がトップを確保。
新城雄大が同タイムで2位となるなど、3選手が積極的な走りで会場を盛り上げた。

「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」は、東海エリアを拠点に選手たちの競技力向上を目的として行われているロードレースシリーズで、今回は8つのカテゴリーに分かれて実施。
参加者は自らの実力に応じてエントリーでき、ステップアップを目指すことができる。
なかでも最上位カテゴリーの1-1クラスは、プロ選手とハイレベルなアマチュアが同じレースに挑める貴重な舞台となっている。

その1-1カテゴリーに、KINAN Racing Teamから宮崎、トマ・ルバ、新城雄大の3選手が出走。4.5kmの周回コースを23周する計103.5kmのレースに挑んだ。

序盤から少人数の逃げが何度も発生し、KINAN Racing Teamも積極的に動いてチャンスを作る。
やがて新城、トマを含む5名の逃げが先行し、順調にタイム差を広げていった。
メイン集団では追走がかかり、宮崎も先頭集団に合流。先頭では1名が脱落したものの、人数は変わらず5名が逃げ続けた。

周回を重ねるごとにタイム差は拡大し、2分以上の差がついた時点で逃げ切りが濃厚に。
残り5周に入ると優勝争いが本格化する。20周目には逃げ続けていた山口文太選手（カンピオーネ）がドロップし先頭4名に。

続く21周目、トマがアタックすると、岩間来空選手（Team Aniki）らが追い詰める。その後、新城がロングスパートを仕掛け、次の周回で宮崎が追走して合流。

これが決定打となり、最終周も2人で先頭を維持すると、最後は宮崎がわずかに先着してワンツーフィニッシュを達成。
直近のレースでも好調を見せるメンバーが、このレースを見事に締めくくった。

また、この日行われたキッズスクールでは、KINANの選手たちが講師としてボトルの受け取り方などを指導。段階的に難易度を上げながら、楽しさを交えて若い選手たちの技術向上をサポートした。

さらに会場のイベントブースにはATHLETUNE（株式会社 隼）、FUSION（有限会社 光設備）が出展。パーツや補給食など、レースに欠かせないアイテムが販売・展示され、来場者が実際に手に取って確かめられる機会となった。

次節第8戦は10月25日に今回と同じ長良川にて行われる。
引き続きKINAN Racing Teamもメンバーホストとして参加する予定となっている。

iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2025 第7戦1-1結果（KINAN Racing Team分）
1 宮崎泰史
2 新城雄大
4 トマ・ルバ

Photos, Text: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU