マイナビ ツール・ド・九州2025 佐世保クリテリウム レポート
マイナビ ツール・ド・九州2025開幕
初進出の長崎・佐世保クリテリウムで6選手が顔見せ
初進出の長崎・佐世保クリテリウムで6選手が顔見せ
●マイナビ ツール・ド・九州2025
佐世保クリテリウム
10月10日(金)
1.5km×30Laps=45km
・出場選手
山本元喜
ネイサン・アール
レイン・タラマエ
宇賀隆貴
トマ・ルバ
新城雄大
佐世保クリテリウム
10月10日(金)
1.5km×30Laps=45km
・出場選手
山本元喜
ネイサン・アール
レイン・タラマエ
宇賀隆貴
トマ・ルバ
新城雄大
九州各地をめぐるステージレース、「マイナビ ツール・ド・九州2025」が10月10日開幕。
4日間にわたる戦いは、大会初進出の長崎県佐世保市でのクリテリウムがスタート。
KINAN Racing Teamは6選手がチームプレゼンテーションで歓声を受け、クリテリウムで顔見せ。
翌11日から始まるロードレースステージに向けて万全を期している。
4日間にわたる戦いは、大会初進出の長崎県佐世保市でのクリテリウムがスタート。
KINAN Racing Teamは6選手がチームプレゼンテーションで歓声を受け、クリテリウムで顔見せ。
翌11日から始まるロードレースステージに向けて万全を期している。

この大会は、ラグビーワールドカップのレガシーの持続的継承や、九州でのサイクルツーリズム推進、近年発生した同地での自然災害からの復興を象徴するイベントとして行われる。
2年前に初開催され、九州各地を舞台にレースが展開されている。
第3回大会となる今年は、長崎県へ初進出。国内有数の港湾都市・佐世保でのクリテリウムから4日間の戦いはスタートする。
2年前に初開催され、九州各地を舞台にレースが展開されている。
第3回大会となる今年は、長崎県へ初進出。国内有数の港湾都市・佐世保でのクリテリウムから4日間の戦いはスタートする。

佐世保駅や商業施設「させぼ五番街」の周辺約1.5kmのコースを30周回・45kmで競うクリテリウム。
切れ間なく沿道を埋め尽くした観衆にとっては、選手たちの繰り出すスピードや息遣いを感じながら、レースはもとより大会の開幕を祝う機会となった。
切れ間なく沿道を埋め尽くした観衆にとっては、選手たちの繰り出すスピードや息遣いを感じながら、レースはもとより大会の開幕を祝う機会となった。

今大会に向けてKINAN Racing Teamは、前週のおおいたアーバンクラシックから九州に滞在し調整を継続。
シーズン後半に入ってからの好調をキープし、スタートラインへとつく。
大分と同様に、山本元喜、ネイサン・アール、レイン・タラマエ、宇賀隆貴、トマ・ルバ、新城雄大の6人の布陣。
シーズン後半に入ってからの好調をキープし、スタートラインへとつく。
大分と同様に、山本元喜、ネイサン・アール、レイン・タラマエ、宇賀隆貴、トマ・ルバ、新城雄大の6人の布陣。

6選手はレースに先だって行われたチームプレゼンテーションで大歓声を受け、今大会の活躍を約束。
前回大会で山岳賞を獲得している山本がチームを代表し、好成績を挙げたいとマイクをとった。
また、レインやネイサンも今大会の注目選手として大会公式メディアでもピックアップされるなど、KINANメンバーの戦いは目玉のひとつに挙げられている。
前回大会で山岳賞を獲得している山本がチームを代表し、好成績を挙げたいとマイクをとった。
また、レインやネイサンも今大会の注目選手として大会公式メディアでもピックアップされるなど、KINANメンバーの戦いは目玉のひとつに挙げられている。

この日のメインイベントでもあったクリテリウムは、6選手それぞれにコンディションを確かめて走り終えている。
1周あたりの距離が短く、安全性を確保するため上位ライダーだけがコース上に残る格好となったが、KINANメンバーもトラブルなく走り終えて、翌日からの本戦に向かっていく。
1周あたりの距離が短く、安全性を確保するため上位ライダーだけがコース上に残る格好となったが、KINANメンバーもトラブルなく走り終えて、翌日からの本戦に向かっていく。

11日からの本戦は、UCIアジアツアー2.1カテゴリーに設定されるステージレース。
3日間のトータルで総合成績を争うとともに、各日のステージ勝者も決める。
KINAN Racing Teamは、ヨーロッパ、アジアから集った強力ライダーを開催国のチームとして迎え撃つ格好となる。
ホームアドバンテージを活かしながら、総合順位や各賞争い、ステージ優勝争いへと身を置く。
なお11日は、福岡ステージ(第1ステージ)として筑後市から八女市への120.43kmで争う。
3日間のトータルで総合成績を争うとともに、各日のステージ勝者も決める。
KINAN Racing Teamは、ヨーロッパ、アジアから集った強力ライダーを開催国のチームとして迎え撃つ格好となる。
ホームアドバンテージを活かしながら、総合順位や各賞争い、ステージ優勝争いへと身を置く。
なお11日は、福岡ステージ(第1ステージ)として筑後市から八女市への120.43kmで争う。

マイナビ ツール・ド・九州2025 佐世保ステージ(45km)結果
1 ジョセフ・ピドコック(Q36.5プロサイクリングチーム)1時間0分16秒
2 アレッシオ・デッレ・ヴェドヴェ(XDS・アスタナチーム)+0秒
3 ジョフレ・スープ(トタルエネルジー)
4 イェローン・メイヤース(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)
5 マルタイン・ラーセンベルフ(Q36.5プロサイクリングチーム)
6 ジョルダン・ジェガット(トタルエネルジー)
DNF レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
DNF 山本元喜(KINAN Racing Team)
DNF ネイサン・アール(KINAN Racing Team)
DNF トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
DNF 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)
DNF 新城雄大(KINAN Racing Team)
1 ジョセフ・ピドコック(Q36.5プロサイクリングチーム)1時間0分16秒
2 アレッシオ・デッレ・ヴェドヴェ(XDS・アスタナチーム)+0秒
3 ジョフレ・スープ(トタルエネルジー)
4 イェローン・メイヤース(ヴィクトリア・スポーツ・プロサイクリング)
5 マルタイン・ラーセンベルフ(Q36.5プロサイクリングチーム)
6 ジョルダン・ジェガット(トタルエネルジー)
DNF レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
DNF 山本元喜(KINAN Racing Team)
DNF ネイサン・アール(KINAN Racing Team)
DNF トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
DNF 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)
DNF 新城雄大(KINAN Racing Team)

●選手コメント
新城雄大
「この大会に向けて、各選手が調子を整えてきた。日本人選手3人は前週の大分よりコンディションが上がっているし、海外から日本に合流したレインやネイサンは時差ボケが解消してよりレースに集中できる状態になっている。明日からはステージレースで、海外の強いチームも参加しているのでいつも以上に戦略的な走りが求められると思う。その中でもKINAN Racing Teamは大分で連携面でうまくいったので、今大会も自信をもって走ることができる。
レース展開にもよるけど、第2ステージ(熊本阿蘇ステージ)が一番重要になると考えている。下りを終えてからの本格的な上りで集団の人数が絞り込まれることが想定されるので、そこにレインやネイサン、トマを送り込めるようチームとしてレースを組み立てたい。下りはテクニカルで、その後の平坦路は吹きっさらしなので、集団が縦長になったところから上りに入っていくことを見越して集団内でうまく立ち回りたい。よい位置で上りに入れればチームとして勝負できると思う。
個人的にも、UCIポイントが得られる個人総合25位以内は意識していく。アシストとしての役割をこなしながら、自分の順位を狙って走っていきたい。」
新城雄大
「この大会に向けて、各選手が調子を整えてきた。日本人選手3人は前週の大分よりコンディションが上がっているし、海外から日本に合流したレインやネイサンは時差ボケが解消してよりレースに集中できる状態になっている。明日からはステージレースで、海外の強いチームも参加しているのでいつも以上に戦略的な走りが求められると思う。その中でもKINAN Racing Teamは大分で連携面でうまくいったので、今大会も自信をもって走ることができる。
レース展開にもよるけど、第2ステージ(熊本阿蘇ステージ)が一番重要になると考えている。下りを終えてからの本格的な上りで集団の人数が絞り込まれることが想定されるので、そこにレインやネイサン、トマを送り込めるようチームとしてレースを組み立てたい。下りはテクニカルで、その後の平坦路は吹きっさらしなので、集団が縦長になったところから上りに入っていくことを見越して集団内でうまく立ち回りたい。よい位置で上りに入れればチームとして勝負できると思う。
個人的にも、UCIポイントが得られる個人総合25位以内は意識していく。アシストとしての役割をこなしながら、自分の順位を狙って走っていきたい。」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU












