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KINAN AACA CUP 2025第8戦 1-1カテゴリーレポート

AACAカップ第8戦1-1クラスは新城雄大がスプリント制する
残る公式戦へ足掛かりとなる好走
●iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2025 第8戦
10月25日(土)
岐阜県海津市・木曽三川公園 長良川サービスセンター
・1-1クラス(4.5km×23周=103.5km)

出場選手
宮崎泰史
新城雄大
KINAN Racing Teamがホストを務める「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」の第8戦が2025年10月25日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園長良川サービスセンター特設コースにて開催された。
トップカテゴリーである1-1クラスにはKINAN Racing Teamから新城雄太と宮崎泰史が出場し、積極的な走りで会場を盛り上げた。
AACAカップは東海エリアを拠点に、選手たちの競技力向上を目的として行われるロードレースシリーズで、複数のカテゴリーに分かれて実施されている。
なかでも最上位クラスの1-1は、プロ選手とハイレベルなアマチュアが同じ舞台で競い合う貴重なレースとなっている。
今節はKINAN Racing Teamから新城、宮崎が出走。4.5kmの周回コースを23周する計103.5kmのレースに挑んだ。
34名でスタートしたレースは序盤から活発な動きが続く。大きな抜け出しこそ無いが、集団が縦に伸びる時間帯が続いた。新城と宮崎も前方で積極的に展開し、逃げのチャンスを誘発する。
すると、7周を完了する頃に両名を含む12名の逃げが発生。
実力者が揃うこの動きはすぐに集団からタイムを稼ぎ、8周目には30秒のリードを築く。
逃げは均衡を保って着実に周回を減らしていくと集団からさらに1分以上の差をつけ、勝負は先頭集団へと絞られた。
さらに次の展開を伺うべく、新城、住吉晴気選手(中京大学)、井上亮選手(Magellan Systems Japan)の3名が抜け出しを成功させる。
3名に先行を許した逃げメンバーは前への合流を伺うが、足並みが揃わずその差は拡大。
宮崎も単独での抜け出しを図ったが叶わなかった。
結局終盤もこうした動きが続くと先頭を追い切ることができず、後続に1分以上の差をつけた3名は最後の展開へ。
最終周回まで新城、井上選手が仕掛ける場面があるものの決定的なものにはならず、スプリントでの決着となった。
後ろを何度か確認した新城が先頭で最終コーナーを回るとそのまま立ち上がりからスプリントを開始。
リードを保ったまま加速して先頭でフィニッシュした。
シーズン終盤ながらも引き続き調子の良さをアピールした新城。残り少ないレースもコンディションを維持し、チームを牽引したい。

また、この日行われたキッズスクールでも選手たちは活躍。
シクロクロスシーズンに先駆けてスタートダッシュを指導し、若い選手たちの技術向上をサポートした。
さらに会場のイベントブースにはチームを支えるATHLETUNEさま(株式会社 隼)、FUSIONさま(有限会社 光設備)が出展。
トレンドのパーツや補給食など、レースに欠かせないアイテムを実際に手に取って確かめられる機会となった。
次節第9戦は11月16日に今回と同じ長良川にて行われる。
引き続きKINAN Racing Teamもメンバーホストとして参加する予定となっている。
iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2025 第8戦1-1結果(KINAN Racing Team分)
1 新城雄大
完走 宮崎泰史
Photos, Text: Ryo KODAMA
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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