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KINAN RACING

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ツール・ド・熊野 自転車安全教室 第2日レポート

児童の主体的な取り組みが目立ったツール・ド・熊野 自転車安全教室
新宮市内3校合計500人超が参加する実りあるものに
例年5月下旬から6月上旬にかけて開催される国際自転車ロードレース「ツール・ド・熊野」の普及と、和歌山県唯一のプロスポーツチームであるKINAN Cycling Teamへの応援のきっかけづくりを目指す地域貢献活動「ツール・ド・熊野 自転車安全教室」は2日目。
11月16日は選手・スタッフが新宮市立神倉小学校を訪問し、6年生を対象に安全な自転車の乗り方や楽しみを共有する機会を設けた。

15日から始まった自転車安全教室では、エコで健康的な乗り物である自転車に親しむとともに、児童にとって地元で開催されるビッグイベントであるツール・ド・熊野の意義、そしてプロスポーツチームとして活動するKINAN Cycling Teamを身近に感じてもらうことを目的として行っている。
同日は新宮市の熊野川小学校と三輪崎小学校に赴いた。

続く16日は、前日同様に加藤康則ゼネラルマネージャー(GM)を筆頭に、石田哲也監督、椿大志、中西健児、山本大喜、雨乞竜己、中島康晴、新城雄大の6選手が神倉小学校へ。6年生96人を前に、安全指導を実施した。

神倉小学校6年生を対象に行った自転車安全教室

加藤GMが進行役を務めた座学では、基本的な交通ルールを確認。
車道を通行することが法律で定められている自転車だが、小学生年代(13歳未満)であれば歩道通行が可能であることなど、スライドを用いて説明。
また、交差点の写真を例に加藤GMが自転車走行時の注意点を児童に問うと、多くの手が挙がり、次々と意見が発表された。
なかには、具体的な理由を添えて自らの考えを発言する児童の姿も見られ、「さすが6年生」とばかりに選手や教員から感嘆の声が上がっていた。

たくさんの手が上がるなど児童の積極的な姿勢が目立った

実技では、参加児童全員が自転車にまたがり、長さ10mのレール上を走る「一本橋」や数メートルおきに置かれたコーンをジグザグにすり抜けていく「スラローム」に挑戦。
しっかり前方を目視しながら走ることや、ブレーキをして止まること、左右に体重移動で進路をコントロールすることなどを念頭に、自転車走行のスキルアップを図った。

レールの上を走る一本橋では最後にしっかりブレーキして止まることも意識する

そして、この日も代表児童と教員による「おそ乗り競争」がプログラムのハイライトに。クラスを代表して挑んだ仲間を勝たせるべく、みんなで全力応援。
声援と歓声が体育館に響いた。

代表児童と教員がトライしたおそ乗り競争

KINAN Cycling Teamの選手・スタッフによる自転車安全教室は、3校合計500人を超える児童の参加に恵まれた。
自転車を通じた地域貢献活動には、チームメンバー一様に好感触を得ており、早くも今後の取り組みに向けた課題のほか、新たな試みを実践したいとの声も挙がっている。
より有益なものとなるようチーム内外での意見交換を行いながら、この先の活動につなげていくことになる。

神倉小学校6年生と教員、KINAN Cycling Teamの選手たちがそろって記念撮影

KINAN Cycling Team presents ツール・ド・熊野 自転車安全教室 参加児童データ

新宮市立熊野川小学校 全校児童43人
新宮市立三輪崎小学校 全校児童389人
新宮市立神倉小学校 6年生96人

計 528人
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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