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KINAN RACING

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東郷西小学校ウィーラースクール レポート

愛知県新城市の小学校でウィーラースクール実施
安全で楽しい乗り物としての自転車を感じる絶好の機会に
UCIコンチネンタルチーム、KINAN Cycling Teamは2月8日、チーム本拠地である愛知県は新城市の小学校でウィーラースクール(自転車安全教室)を開催。
小学校4年生約50人を対象に、自転車の楽しみや安全に乗るためのスキルアップを目指した講習を実施。
選手やチームスタッフが児童にアドバイスを送りながら、自転車とふれあう充実した時間を過ごした。

スライドを見ながら講義が進行していく

この日チームは新城市立東郷西小学校を訪問。
新城市とはホストレース「KINAN AACA CUP」の開催やイベント出演などを通して友好関係にあり、今回も「新城市スポーツツーリズム」の協力のもとウィーラースクールが実現。
チームからは、山本元喜、椿大志、山本大喜、中島康晴、新城雄大の5選手が参加したほか、中西健児アカデミーコーチがメイン講師として進行役を務めた。

講師を務めた中西健児アカデミーコーチ

スライドを用いての座学では、KINAN Cycling Teamの活動やサイクルロードレースに魅力にはじまり、やがて話題は本題である安全な自転車走行へ。
法律で定められる車道通行を基本としながら、小学生年代(13歳未満)であれば歩道通行が可能であることや、左側を走ることなどを確認。
また、走行中のトラブルについて児童たちに問うと、次々と経験談が発表された。
そこでは選手たちが応じる形で「どうすれば危険を回避できたのか」を解説。
児童と選手とがともに考え、安全に走るための大切さを共有していった。

児童たちの積極的な発言も光った

その後の実技では、直線に敷かれたレーンを進む「一本橋走行」と、等間隔に置かれたパイロンをジグザグに通り抜けていく「スラローム」を体験。
「まっすぐすすむ」「進みたいほうに進む」「止まりたいときに止まる」の3つのポイントをテーマに、走行中の目線やバランス感覚、そしてコースクリア時にはしっかりとしたブレーキング動作で止まることに重きを置いた。
児童たちは何度も挑戦を重ねるうちにグングンと上達。1回目のトライでは床に足をついてしまったり、危うく転倒しそうになっていた児童が、2度、3度とチャレンジしていくうちにスムーズに走れるようになるなど、見違えるほどのスキルアップ。

実際に自転車走行に臨んだ児童たち。一本橋走行やスラロームにトライした

実技中は中西コーチと児童たちとが対話形式で進行。
走ってみての感想や次の走行時を意識した課題を挙げるなど、児童からは上達するための強い意志を感じさせるなど、講習の効果はてきめん。
終盤には自転車上で長時間バランスを保ち、ゆっくりと進むことが求められる「おそ乗り競争」も行われ、会場の同校体育館には終始歓声が響き渡った。

児童たちと選手とが「おそ乗り競争」で真剣勝負

講習の締めくくりは、記念撮影と即席のサイン会。
児童たちの希望で、通学用ヘルメットに選手たちがサインを書き入れるなど、小学校で実施のウィーラースクールでしか成しえない展開に。
最後まで和やかなムードで安全教室はお開きとなった。

ウィーラースクールに臨んだ東郷西小学校4年生と選手たちとで記念撮影

なお、新城市では10日に新城総合公園を舞台に「新城ヴェロフェスタ」が開催される。
60分と120分のエンデューロのほか、KINAN AACA CUP 2019年シーズン第2戦を併催。
KINAN Cycling Teamはエンデューロのゲストライダーを務めるほか、KINAN AACA CUPでは最上位クラスの1-1カテゴリーにエントリー。
ウィーラースクール参加のメンバーに、荒井佑太を加えた6選手が参加を予定している。
※レポートはメディアリリースから

Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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