山陽建設 広島三原ロードレース レポート
広島三原ロードレースは宇賀隆貴が7位
優勝争いに3選手を送り込むも終盤の力勝負で一歩届かず
優勝争いに3選手を送り込むも終盤の力勝負で一歩届かず
●2025山陽建設 広島三原ロードレース(Jプロツアー)
7月5日(土)
12.3km×10周=123km
広島県中央森林公園サイクリングコース
出場選手
ドリュー・モレ
橋本英也
山本元喜
宇賀隆貴
新宮颯太
新城雄大
7月5日(土)
12.3km×10周=123km
広島県中央森林公園サイクリングコース
出場選手
ドリュー・モレ
橋本英也
山本元喜
宇賀隆貴
新宮颯太
新城雄大
7月5日、広島県中央森林公園サイクリングコースにおいて、国内最高峰リーグであるJプロツアー「2025山陽建設 広島三原ロードレース」が開催。
6選手が出走したKINAN Racing Teamは、3名を勝負に絡む位置に残し、最終的に宇賀隆貴がチーム最上位の7位で終えている。
6選手が出走したKINAN Racing Teamは、3名を勝負に絡む位置に残し、最終的に宇賀隆貴がチーム最上位の7位で終えている。

複数回の全日本選手権ロードレースを開催するなど歴史のある広島県中央森林公園サイクリングコース。
ここで行われた2025山陽建設 広島三原ロードレースにKINAN Racing Teamからドリュー・モレ、橋本英也、山本元喜、宇賀、新宮颯太、新城雄大の6名が出走した。
ここで行われた2025山陽建設 広島三原ロードレースにKINAN Racing Teamからドリュー・モレ、橋本英也、山本元喜、宇賀、新宮颯太、新城雄大の6名が出走した。

例年よりも早く、先週梅雨明けを迎えた広島。この日も朝から気温が上がり熱中症警戒アラートが発表された。
この状況を鑑みて周回数を予定より3周減らし、10周(123km)とすることがスタート前に告知された。
過ごすだけで体力を消耗する暑さに、体の内外両面から工夫を凝らして対応。万全の状態で戦えるよう整えた。
この状況を鑑みて周回数を予定より3周減らし、10周(123km)とすることがスタート前に告知された。
過ごすだけで体力を消耗する暑さに、体の内外両面から工夫を凝らして対応。万全の状態で戦えるよう整えた。

序盤から有力選手が動き、3選手の逃げが決まった。
ここには先週の全日本タイムトライアルで優勝した今村駿介選手(Wanty-NIPPO-ReUZ ※オープン参加)が含まれたが、KINAN Racing Teamはメイン集団に残り、展開に備えることに。
ここには先週の全日本タイムトライアルで優勝した今村駿介選手(Wanty-NIPPO-ReUZ ※オープン参加)が含まれたが、KINAN Racing Teamはメイン集団に残り、展開に備えることに。

この3名の逃げは長く続かずに吸収。いくつかの出入りののち、宇賀が15名ほどの先頭グループに入った。
さらに踏み込んだ宇賀は4名での抜け出しに成功、一時は後続選手に1分40秒ほどのアドバンテージを得て周回数を重ねる。
さらに踏み込んだ宇賀は4名での抜け出しに成功、一時は後続選手に1分40秒ほどのアドバンテージを得て周回数を重ねる。

残り2周回に入る頃には、山本を含む合流があり先頭集団は8名ほどに。
その後、新城を含む合流を経て先頭は15名程度に膨らむ。
レースを優位に進めるべく、最終周を前に新城が単独で飛び出し、集団に揺さぶりをかける。
その後、新城を含む合流を経て先頭は15名程度に膨らむ。
レースを優位に進めるべく、最終周を前に新城が単独で飛び出し、集団に揺さぶりをかける。

これを良しとしない選手に追われ飲み込まれることとなるが、チームメイトを温存するための戦略を完遂したとも言える。
あらゆる動きに対応できる態勢をとったKINAN メンバーだったが、最後の勝負どころである三段坂で金子宗平選手(群馬グリフィンレーシングチーム)が動き、追随を許さないスピードで独走。
あらゆる動きに対応できる態勢をとったKINAN メンバーだったが、最後の勝負どころである三段坂で金子宗平選手(群馬グリフィンレーシングチーム)が動き、追随を許さないスピードで独走。

集団は崩壊し力勝負となり、踏み続けた宇賀が7位でフィニッシュラインを通過した。
山本、新城、そしてU23選手の中では2番目の順位で新宮も完走している。
山本、新城、そしてU23選手の中では2番目の順位で新宮も完走している。

翌6日には広島市西区に舞台を移し、2025広島トヨタ広島クリテリウムが予定されている。KINAN Racing Teamからは引き続き同じ6名が出走を予定している。
2025山陽建設 広島三原ロードレース(123km)結果
1 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)2時間59分0秒
2 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+14秒
3 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)+15秒
4 沢田時(宇都宮ブリッツェン)+32秒
5 高梨万里王(レバンテフジ静岡)+33秒
6 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)+34秒
7 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)
9 山本元喜(KINAN Racing Team)+54秒
17 新城雄大(KINAN Racing Team)+1分28秒
38 新宮颯太(KINAN Racing Team)+8分26秒
DNF ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
DNF 橋本英也(KINAN Racing Team)
1 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)2時間59分0秒
2 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)+14秒
3 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)+15秒
4 沢田時(宇都宮ブリッツェン)+32秒
5 高梨万里王(レバンテフジ静岡)+33秒
6 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)+34秒
7 宇賀隆貴(KINAN Racing Team)
9 山本元喜(KINAN Racing Team)+54秒
17 新城雄大(KINAN Racing Team)+1分28秒
38 新宮颯太(KINAN Racing Team)+8分26秒
DNF ドリュー・モレ(KINAN Racing Team)
DNF 橋本英也(KINAN Racing Team)

●選手コメント
宇賀隆貴
「(4名の逃げ中に)一瞬逃げ切れるかもと心躍る瞬間はありましたけどダメでした。
(逃げが吸収されてから)遅れないように走るのに精一杯だったが、雄大さんと元喜さんがかなり動いてくれたので、足をためることができた。ゴールスプリントに挑んだがスカスカで歯痒さを感じました。」
宇賀隆貴
「(4名の逃げ中に)一瞬逃げ切れるかもと心躍る瞬間はありましたけどダメでした。
(逃げが吸収されてから)遅れないように走るのに精一杯だったが、雄大さんと元喜さんがかなり動いてくれたので、足をためることができた。ゴールスプリントに挑んだがスカスカで歯痒さを感じました。」
Photos, Reports: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU












