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KINAN RACING

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ツアー・オブ・シャールジャ第1ステージ レポート

2026年初戦ツアー・オブ・シャールジャ開幕
随所で主導権争いに加わり存在感を示した第1ステージ
●ツアー・オブ・シャールジャ(UCIアジアツアー2.2)
1月23日(金)
第1ステージ シャールジャ・フラッグアイランド~ウィート・ファーム 129.6km

・出場選手
橋川丈
草場啓吾
ルーカス・カーステンゼン
レイン・タラマエ
トマ・ルバ
小石祐馬
KINAN Racing Teamの2026年初戦、ツアー・オブ・シャールジャが中東・アラブ首長国連邦(UAE)で1月23日に開幕。
129.6kmに設定された第1ステージは、中盤に形成された先頭グループが逃げ切り。メイン集団が4秒差で続き、KINANメンバー6選手はいずれもこの中でステージを完了。
随所で主導権争いに加わるシーンもあり、シーズンの始まりから存在感を示している。
昨年に続き、長きシーズンの幕開けはUAEで。今大会への出場はチームとして通算4回目。
これまで個人総合を中心に好成績を挙げており、前回はレイン・タラマエが個人総合3位。
ここでの好走を足掛かりとして、その後の走りへとつなげていった。

今回はレインを中心に総合での上位進出を見据えつつ、トマ・ルバに加えて、橋川丈、草場啓吾、ルーカス・カーステンゼン、小石祐馬と4人の新加入組が合流。
ベテランと新メンバーとの融合を図りながら、ルーカスのスプリントや第3ステージに控える個人タイムトライアルでの上位フィニッシュも重要なテーマとなる。
この日行われた第1ステージは、基点となるシャールジャの市街地を抜け、内陸部へと向かうルート設定。
中盤に4級山岳ポイントを一度越えるが、あとはおおむね平坦基調。
なお、全5ステージはいずれも連邦国UAEを構成するうちのシャールジャ首長国を走行。
同国3番目の規模を有し、中心都市シャールジャはドバイから車で30分ほどの場所に位置する。
リアルスタート直後から数人単位のアタックが見られる中、KINANメンバーも状況に応じてチェックへ。
ときおり10人以上のパックが数秒先行する場面も見られたが、集団が逃げを許さない。

40km地点を過ぎたところで3選手の抜け出しをきっかけに、集団からはアタックが散発。
先頭グループが10人まで膨らんだのを機に、KINAN勢がメイン集団の牽引を開始。
スピードアップと横風の影響で集団が縦長となる中、ペースを緩めることはなく労せず先行ライダーをキャッチした。
ふりだしに戻ったレースは、中間地点を過ぎたところから再び活性化。
新たな先頭グループが形成され、3選手が最前線へ。やがて追走狙いの動きも発生し、またも10人近くが逃げの態勢を築いていった。
多くのチームがこれらの動きを静観したが、フィニッシュまで残り距離が少なくなるにつれて追撃ムードへ。
一時は1分以上のタイム差となっていたが、残り15kmでKINAN勢が再度のペーシングを図るとその差は一気に縮小傾向に。
スプリントを狙う他チームも追走に加わって、前を行く選手たちに迫った。
ただ、先頭グループのスピードも落ちず、人数を絞り込みながら集団からの逃げ切りを狙う。
残り5kmで30秒差となるが、そこからタイムギャップが急激に縮まることはなく、リードを維持して最終局面へ。
メイン集団では前をめがけてスプリントが始まったが、3人が逃げ切りに成功。集団は4秒後のフィニッシュとなった。
要所で集団牽引に加わったKINANメンバーは、いずれもトラブルなく走り終えている。
逃げ切った選手たちとのタイム差を最小限にとどめ、第2ステージ以降で総合ジャンプアップの機会をうかがっていく。
24日に行われる第2ステージは、大会基点のシャールジャの街から同国東海岸のカルバを目指す129.56km。
後半にかけて2つの3級山岳を含むアップダウンが控えるが、一転して終盤は海沿いの平坦路。第1ステージ同様に速い展開でレースが進行すると予想される。
ツアー・オブ・シャールジャ第1ステージ(129.6km)結果
1 イェンス・レンデルス(カタールプロチーム)2時間50分4秒
2 モハマッド・アルムタイウェイ(UAEチームエミレーツGenZ)+0秒
3 ロレンツォ・ネスポリ(MBHバンク・CSB・テレコムフォート)
4 ドゥシャン・ラヨビッチ(ソリューションテック・NIPPO・ラーリ)+4秒
5 ダヴィデ・ペルシコ(MBHバンク・CSB・テレコムフォート)
6 ヘイモ・フガー(UAEチームエミレーツGenZ)
41 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)
68 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
79 草場啓吾(KINAN Racing Team)
95 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
120 橋川丈(KINAN Racing Team)
125 小石祐馬(KINAN Racing Team)


・個人総合時間
1 イェンス・レンデルス(カタールプロチーム)2時間49分54秒
2 モハマッド・アルムタイウェイ(UAEチームエミレーツGenZ)+1秒
3 ロレンツォ・ネスポリ(MBHバンク・CSB・テレコムフォート)+4秒
4 アティ・プラ(ルージャイイシュアランス・ウィンスペース)+9秒
5 ナシーム・サイディ(ドバイポリスサイクリングチーム)+11秒
6 スレイマン・ミヌアル(ホールファカンクラブサイクリングチーム)
44 ルーカス・カーステンゼン(KINAN Racing Team)+14秒
69 レイン・タラマエ(KINAN Racing Team)
80 草場啓吾(KINAN Racing Team)
96 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
121 橋川丈(KINAN Racing Team)
125 小石祐馬(KINAN Racing Team)


・チーム総合時間
1 UAEチームエミレーツGenZ 8時間30分20秒
21 KINAN Racing Team +4秒
●選手コメント
草場啓吾
「そこまで風が強くはなかったので、大人数が逃げるような展開にはならなかった。追走を試みたのは残り15km。メンバー6人で前に上がったけど、集団全体が僕たちに牽引を任せるようなムードになって脚を使いすぎてしまった。本来ならルーカスのリードアウトをやるべきところで動き切れなかったのが反省点。前を追い始めるタイミングやフィニッシュ前の動きは修正できる部分なので、今後に生かしていきたい。

チームとしても個人としても、まずは勝ってUCIポイントを積み重ねていくことが重要。UCIアジアツアーでのチームランキング上位入りに貢献したい。勝ってみなさんに喜んでもらうことが我々の仕事。このチームであれば達成できる目標だと思うし、そんな状況も楽しみながらレースに取り組んでいきたい」
Report, Photos, Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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