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iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2025 第2戦 レポート

風雨のレースとなったAACAカップ第2戦
メインの1-1カテゴリーで宮崎泰史が2位で終える
●iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2025 第2戦
3月16日(日)
岐阜県海津市・木曽三川公園 長良川サービスセンター

・1-1クラス(5×20周100km)
出場選手
宮崎泰史
KINAN Racing Teamがホストを務める「iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP」の2025年第2戦が3月16日、岐阜県海津市・国営木曽三川公園長良川サービスセンター特設コースにて開催。
トップカテゴリーである1-1クラスに宮崎泰史が出場し、最終盤まで先頭争いを繰り広げ2位で終えている。
東海地区のロードレースシリーズとして、同地区を拠点とする選手のレベルアップを目的に開催される「iRC Tire Presents KINAN AACA CUP」。
9つにレベル分けされたレースは、個々の技量に合わせて出場ができ、より上のレースに出場したいと思わせる仕組みとなっている。
また、トップカテゴリーである1-1はプロとハイアマチュアが同走できる貴重な機会でもあり人気を集めている。
ここにKINAN Racing Teamからは宮崎が出走。5kmの周回コースを20周する総距離100kmのレースは、距離以上に、強い雨と寒さによる体力の消耗を予感させた。

序盤からアタックが頻発するが、決定的な動きとはならない。
5周を終えた頃に数人が飛び出し、集団も許容したかのように足を止めたが、思うように差は広がらずひとつにまとまる。
誰にとっても粘りの時間が続いたが、宮崎は常に前方で位置どり、冷静にレースを進める。
次の展開で8人の逃げができ、ここに宮崎も入った。
順調にローテーションを回してペースを維持しメイン集団とのタイム差を広げていくと、みるみるうちに差は50秒を数え、残り周回数からも逃げ集団内での優勝争いが濃厚になる。
雨脚と寒さが強まる過酷なコンディションの中で8人から6人へと人数を減らした逃げ集団は、協調から牽制へと様相を変えて最終周回へと突入。
アタックが次々とかかる中で宮崎も攻撃を仕掛けたものの、岩間来空選手(Team Aniki)の抜け出しを許してしまう。
そのまま2位争いのスプリントに参加し、小集団トップの2位で走り終えている。
宮崎はその後、1-2カテゴリーにもサポートとして出走。
最後尾を走る選手をフォローしながら、2カテゴリ・計140kmの走行を終えた。

プログラムの合間には、シリーズを支えるiRC TIRE(井上ゴム工業株式会社)さまのブース訪問や恒例のキッズスクールの講師も。
スクールでは、直後に行われるキッズレースに役立ててもらうべく、この日の天候に合わせたカリキュラムを設定。
濡れた路面での安全なコーナリングや体力を温存しやすいポジショニングなど実践的なテクニックを披露。
あいにくの雨で少ない参加者ではあったが、個々の質問に答えるなど柔軟な対応をし満足度を高めた。
iRC TIRE Presents KINAN AACA CUP 2025 第2戦1-1結果(KINAN Racing Team分)
2 宮崎泰史
Photos, Text: Midori SHIMIZU
Edit: Syunsuke FUKUMITSU
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